浅草に行こう!
- 今田
- 11月10日
- 読了時間: 7分

どうもどうも。先週のヒルネット。
の前に、本日のヒルネット。今日は隔週開講の工作クラスの日でしたよ。
本日は「和紙で作ろう手作りランタン」の巻!
小ぶりに膨らませた風船に糊を塗って、色付きの和紙をペタペタ。重なって貼っていっても良いし、いろんな模様に切り取ったわしを貼っても良い。
貼っつけた和紙が乾いたら、型の風船を割って、中に小さな電球を入れて出来上がり。試作品はこんな感じ。


ということで、今日。10時30分ごろ。
ある程度、メンバーが揃ったところで作り始めます。
まずは風船を膨らませ、糊を塗りながら、和紙をペタペタ。


下地の和紙を貼った後は、飾りになる和紙を、またペタペタ。
それぞれ各々、色とりどりに個性的な模様や色紙を貼っていきます。
教室を出て落ち葉を拾って飾りにするメンバーも。


模様も貼りおわったら、糊が乾くの待ちます。時間があまりないのでドライヤーも使って乾かす。
乾いたところで風船を割る。
開口部をハサミでキレイに丸く切り、吊り下げたい場合は紐を通せば出来上がり!
それぞれ素敵な作品が出来上がりましたよ!



さてさて、そしてここからは先週のヒルネット。
金曜お出かけ探検活動!
ということで、ここからはイマンモではなく、久しぶりに登場してもらいましょう。
マローン!まーろーん!出でよランプの代筆人!マーマーマローワン!!
ちゅう感じでよろしく頼むぜ!

〈集合時刻は10時30分、場所は浅草駅の、銀座線一番出口だという。僕は15分ほど余裕を見積もって、浅草線を利用して駅に到着したが、いざ改札を出てみると、そこは雷門にほど近い浅草駅A4出口であった。
この場所が集合場所である一番出口でないことは明白であった。スタッフの面々に電話をして誘導してもらうことも考えたが、高校生にもなってそれは、という強い忌避感に加え、どうやらスタッフを含むメンバーの大半は、東西線等各線の列車遅延によって未だに到着していないらしい。けれども念には念を入れ、スタッフのイマンモに、集合場所の一番出口とはA1出口のことで相違ないかと問い合わせたところ
「着かないと判らんが多分」
「皆、電車が遅延して遅れている」
という言葉が返ってきた(尚、原文ママ)。
そこで、さっそく勘を頼りにA1出口へと向かったのだが、気が付くと浅草寺から遠く離れ、駒形橋というところにまで来ていた。確実に、このあたりが集合場所でないことだけはわかる。浅草寺に行くというのに、こんなにも離れた所に集合するはずがない。
そして、結局A1出口も見つからず、勘を頼りに川沿いを北上して行ったところ、吾妻橋の手前に四番出口と称する地下への入り口を見つけた。
A4出口ではなく、四番出口。ということは、一番出口もA1出口とは別物であるのではなかろうかと、気が付いた。
すぐ隣に、地図があった。それを見れば、一番出口とは僕の出たA4出口のすぐそばにある、雷門を眼前に見ることのできる場所であり、よくよく考えれば例年通りの場所であった。
僕は、イマンモに対して「雷門前に来てしまったので、そちらに向かいます」というメッセージを送った。そちら、とはA1出口のことを指すのだが、不審なことにそれに対して訂正が入ることはなかった。
かつてイマンモは、トキワ荘マンガミュージアムに向かう際、僕の「集合場所はときわ台駅か」との問いに対し「うん、多分そう」と答えた前科もちである。そのことを覚えておけば、こんなことにはならなかったかもしれぬ。
注:え、冤罪だよーーー!
もっとも、この日は上記のトキワ壮へ行った際の状況とは一つ違う点があった。
それは、大多数のメンバーが遅刻していること。
遅刻の時間にもよるが、自力での合流が可能なメンバーが大きく遅刻をした場合には、容赦なく見捨てて先を急ぐことが多々あるのだが、この日はそもそもスタッフを含む(いくつかの駅での年少メンバーたちの集合を図ったため)ほとんどが遅刻して、集合時刻丁度に現地にいたのは高校生が二名、中学生が五名、加えてスタッフが一名であった。
こうしてみればわかるように、この日遅刻していたのはほとんどが年少メンバーであるから(ほか、中高生メンバー若干とスタッフ二名)、決して置いていくわけにはいかなかった。なにしろ人数でいえば、主隊はあちらなのだから。〉

〈それから僕たちは待った。人数が揃わなければ出発することもできず、幾人かのメンバーは徒党を組んでどこかへふらりと歩き出してしまった。おそらく暇つぶしなのだ思う。
そして、それから22分ほど後に到着した最後のメンバーは、よりにもよって迷子となった。
僕とスタッフ’イマンモ’とのやり取りはグループラインを用いていたから、彼はそのやり取りを参考にして、A1出口へと出てしまっていたのだ。
この周辺の地理に明るいメンバーは、先ほどA1出口付近まで到達した僕ただ一人であったから、迎えに行く人材は自然と決定した。もちろん、志願である。
以上のことから、僕はこのことが事実であると絶対の自信をもって宣言する。
スタッフたち、否スタッフに限らず、ヒルネット内において誰かが「多分」だの「きっと」などと云った暁には、それが必ずや間違った情報を告げる前触れであると、確証されるであろう。絶対に信じてはならない。僕自身の戒めをも含めて、事前に物事をしっかりと調べられることを、強く推奨する。
さて。長い前置きはこのぐらいにしておいて、場面は雷門を潜ったところにうつすとしよう。〉



〈浅草駅構内の人混みは、年々その密度を増してきているように思うが、肝心の仲見世通りについては、昨年よりも人の数が減ったという印象を受けた。数メートル前を歩いている人の後ろ姿がくっきりと見えるのは、初めてだった。
もっとも、それでも人の数は決して少なくはないのであった。
かつて、といってもいまから五年ほど昔には、仲見世通りにも人気が絶えた時代があったと聞くが、今の様からは想像だにできないことである。
どこかの学校の修学旅行であるのか、中高生と思われる学生服の集団が目の前を通っていったり、また小学校の教員からの生徒の呼び出しがあったりと、辺り一面が同じ服の集団で埋められているという状況は、他の場所ならばいざ知らず、まさかこの光景を浅草で見ることになろうとは、と感慨深い思いであった。


〈もっとも、その代わりといっては少し違うような気もするが、浅草神社や伝法院通りといったメインルートから少し外れたところにある場所には、人の数が昨年と比べても格段に増えていた。
その人混みを見て、参拝後本来行く予定であった宮本卯之助商店へは、昨年伺った、と自分を慰め已む無く断念し、一時間ほどの自由時間の間、他メンバーらと共に伝法院通りの店を見て回ってることとした。
この日はいくつかの店を回っただけで時間が経ってしまったが、それでも古本屋に非常に興味深い幾つかの本を見つけるなど、非常に充実した時間を過ごすことができた(こう言っておかなければ、金が足りずにその本が買えなかった恨み辛みを滔々と述べ立ててしまうだろうから)。〉



〈やがて昼食時が来て、全員が集合し、そして食事を終えるころには、周囲の人の数も大分減ったような気がしてきた。もちろんこれは錯覚であり、よそへ移っただけなのだが、それを幸いとして浅草神社へ参拝し、西参道商店街を経由することでぐるりと浅草寺全体を一周し、そうしてから吾妻橋付近のフェリー乗り場へと、列の舳先を向けた。〉



〈フェリーに乗って、景色を見ながら悠々と隅田川を下る、というのがこの日に予定されていた最後のイベントであったのだが、チケットを購入し、いざ二階の待合所に上がってみたところ、室内は大勢の観光客であふれかえっていた。
特段外国人が多いわけでもなかったということは、明記しておく。国籍に限らず人気が出ていることは喜ばしいことなのかもしれないが、悠々自適の川下りを期待していたメンバーにとっては残念なことだったかもしれない。〉



〈最後に、日の出桟橋で船を降りたのち、数十分にわたって港区立新橋公園という場所で遊び呆ける様を示す。この一日を終え疲れた体に鞭うって、最後に残っていた体力までをも遊びのために使ってしまったメンバーのうち、半数以上が中高生であったことは、忘れないでおいてほしいものだ。〉

と、こんな感じだった先週と本日のヒルネット。
さて、今週はどんな1週間になるかな。
金曜はどこに出かけようか。そろそろ昭和記念公園とか?
ともあれ、楽しく愉快に活動したいと思います!
それではそれでは!



コメント