​自由な「学び」を取り戻すために

「学び」とは本来、日々の体験のなかで生まれた、それぞれの好奇心にもとづき、子どもたち自身が自由に、主体的に考えることで育まれるものです。

だから、それは本来、一人ひとりの「個性」に合わせたものであるはずなのです。

しかし残念ながら、現在の学校の、一斉授業で一方的に与えられる「勉強」は、そうした子どもの個性や好奇心に応じたものとは言えません。

私たちは、子どもたち一人ひとりが主体性をもつ「個人」として、それぞれの学びたいことを各々のペースで、自由に学べる環境を創っていきたいと思います。

ABOUT ME

 こんにちは。初めまして。〈ヒルネット〉プロジェクト・リーダーの今田です。

 ヒルネットは、既存の学校教育とはまったく違う、他の「学び」の選択肢を子どもたちに届けたい、という思いから始まったプロジェクトです。

 学校の集団主義になじめない、なじみたくない。一斉授業のペースについていけない、息苦しい。とにかく学校がしんどい。

 そんな違和感を公教育に抱く子どもたちが、ストレスなく純粋に学ぶ喜びを知ることができる場所にしたいと思っています。

​ けれど、どうして私はこんなプロジェクトを立ち上げたのか?

 

​ もともと私は、松永暢史先生が主宰するV-netで種々の子どもたちと関わってきました。

 ところが、そこで寄せられる相談の多くは、単純な「勉強」のことなどではなかったのです。

 いわゆる「発達障害」の問題や(私はこの言葉が大嫌いですが、伝わりやすくするため仕方なく使います)、そうでなくともどうしても学校からはみ出してしまう子どもたちの相談。そして、学校教育を「拒否」するという「不登校」の子どもたちの問題。そういう相談がとても多く寄せられていたのです。

 そうした悩み、相談は私にとって決して人ごとではありませんでした。何となれば、30年前、この私自身がいわゆる「不登校児」だったからです。

​ 30年前の私自身が、集団行動をうまくできずに、どうしても学校の秩序からはみ出してしまう「問題児」だったのです。

 しかし、そんな自分の経験を踏まえて、子どもたちの相談に真剣に向き合おうとするほど、学校以外の学びの場所を探すのに苦労しました。

 フリースクールといわれるところをみても、商業的に大規模化しすぎていたり、単に子どもを放任しているだけの場所だったり、かと思えば極端に原理主義的だったり……。

 そうであるならば、もう他人に頼るのはやめて、自分自身がそうした「問題児」たちの学び場をつくれば良いのではないか。徐々にそういう思いが私の胸の内でふくらんでいきました。

 その結果、生まれたのが、この〈ヒルネット〉のプロジェクトだったわけです。

Project  leader

今田 剛士

中学校時代に不登校を経験。その後、定時制高校に進学するも中退。

種々の労働にいそしんだ後、急に学問の面白さに目覚め、大検を取得(現在の高卒認定試験)。

大学・大学院に進学し、哲学、文学、政治学、映画、演劇など多種多様な学問・教養を学ぶ

教育者としては、V-net教育相談事務所主宰・松永暢史氏の教育理念に共感。

同事務所で、「不登校」の子どもたち、そして「問題児」「発達障害」などと言われる多くの子どもたちと学習を通じて交流を重ねている。

​ ヒルネットは自由な学び場です。学ぶ内容は子ども自身が決定します。しかし、その「自由」は決して、「放ったらかし」にされることでもなければ、子どもが「好き勝手にやる」ことでもありません。

 

 「自由」とは、子どもたち自身の主体性と結びついてこそ意味のあるものです。

 自分が成長するためには、何が必要で、また何をなすべきか。それを自分自身で考え、思いつき、行動できるようになること。

 大きな夢や理想を思い描き、自分の力で、それを達成するために行動できるようになること。

 ヒルネットの目的は、子どもたちがそうした主体性をもった人間へと成長する手助けをすることです。

 ヒルネットは小さな学び場です。

 その小さな、ささやかな場所で、子どもたちが大きな夢を育めるようになることを願っています。

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