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昭和記念公園でサイクリング!

  • 今田
  • 11月17日
  • 読了時間: 9分

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どうもども。先週のヒルネット。

先週あたりから、いよいよ秋の紅葉も本番といった感じになってきましたよね。

気候も穏やかな感じで、もうずっとこのままで良いぞ、二度と夏とか来るんじゃないぞ、ってな気持ちになってしまいます。 


井の頭公園の紅葉も、これからが本番という感じで、公園活動も最近は鬼ごっこをしたりドッジボールをやったりと、ようやく身体を本格的に動かせる活動が出来ております。

もう一度言うが、夏はもう来んな。

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この日は、ちょうど井の頭公園グラウンドで木々の伐採を行っておりまして、だから何だということもなんいんですが、木材好きなメンバーがその伐採された木を(許可を得て)教室に持ち帰っておりました。

おいおい、そんなもの何に使うんだ?とかって聞くのは野暮です。

それどころか、その木材にむしろ憧れ欲しがるメンバー多数。

ついには年少メンバーの一人が同じく許可をもらって木材をもう一つ教室に持ち帰ってくる始末。

もう一度言いますが、そんなもの何にどう使うんだというツッコミは野暮というものでございます。

とはいえ、何やら葉のついた木を背中のリュックにブッ刺して意気揚々と電車とバスを乗り継いで帰らんとするその少年のその姿には、単に自然を愛好家する者以上の迫力を皆が感じたに違いありませぬ。

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なにゆえか、書いているうちに文体が変な感じで大仰なですます口調になってきた。

まあ、いいや。


それはともかく、紅葉。紅葉といえば、秋恒例のサイクリングでございますね。

ヒルネットでは、気候が良くなると、自転車をかっ飛ばしたくなるメンバーが定期的に現れることもありまして、秋は紅葉を楽しみがてらサイクリングに出かけることが、もはや「すぎなみ舞祭」や登山と同じく恒例行事となっているのでございます。


もう一つの恒例行事といえば山登りなのですが、これは今年どうしたものか。

というのも巷で話題となっているごとく、クマが出るクマが出る登山もやっぱりクマが出るなどと笑ってる場合じゃないくらいクマが出ているからでございますね。クマンデミックとか言ってる場合か不謹慎ですよ。


でも、やっぱり山も登るんだろうな。

パンデミック下でもいろんな場所に出かけていたヒルネットでございます。既に年長年少問わず山にはいつ登るのだ街中での出没はともかく賑やかな登山道での出現は例年と比較して微差に過ぎず何を恐れることやあるらむと勇ましき発言も飛び出している昨今。時間の問題かもしれませぬ。


それはともかく先週は、サイクリング。

場所は、これまた恒例の昭和記念公園でございました。

紅葉ドンピシャということもあり、今回は結構人で賑わっておった昭和記念公園。

そんな中の様々なハプニングについても、ここではいつもの如くマロ殿に語ってもらいましょう。


さあさ、マロ殿。出番でございますよ。そんなところでレポートなんか書いてなくて良いから。

などど私に急かされたわけではありませんが、今回もきっちり月曜の午前に活動記録を記してくれたマロ殿。そんなマロ殿の語りで振り返る先週の活動の顚末をご覧あれかし。

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〈最近のクマ騒動によって、御嶽山に登るという構想は早々に風化しもろくも崩れ去っていった。現段階で山に登るのはどう考えても無謀であるし、無茶な行為だ。最近年少メンバーが増えた、年長メンバーが減った、といったことが理由では断じてない。


 さて、そのために当初の予定を大幅に変更する必要に迫られ、なんとか満場一致の解決を見たのが昭和記念公園でのサイクリングという活動だったが、これとてもしも雨天であれば中止となることは確実であり、そうなった場合に備えて立川では国立極地研究所などの博物館群がピックアップされていた。もっとも、この場所とて食事を室内でとる場所がない以上、もしも雨が降った場合にはたちまちにして破却されるであろうことは誰の目にも明らかであった。


 幸いにして、この日は快晴となった。

 最短で14㎞ほど離れた場所から家を出発し、歩いて立川駅へと向かった某メンバーの証言によれば、朝8時ごろは小中学生の姿も多く、また日が昇ってからそれほど時間が経っていなかったがために寒風によって耳や手がかじかんできた、とのことであるが、それも僕の知る限り9時ごろには止んだとのことであり、そしてほぼ全メンバーが集合した10時30分ごろには、風も収まり11月中旬とは思えぬような暑さとなった。これは10月末日と同じような、という趣旨である。〉

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〈昭和記念公園へは、自前の自転車を持ち込むことも可能だ。そのため家が近いものたちは自前の自転車を持ち込むが、中には神奈川などから来ているメンバーもおり、ほとんどの者は現地でレンタルする。

 レンタル用の自転車は自分で無作為に選ぶものであり、よって中にはブレーキの部分に草がいっぱい詰めてあるなどの欠陥品も認められる。そのようなものを選ばぬよう気を付けていることが望ましい。


 ちなみに、ヒルネットには、一度サイクリングコースを自前のローラースケートで滑ろうとした猛者がいた。もちろん、禁止されている。

 結局彼はすべてのコースを走って(身一つで)園内を移動していたが、これらのことからわかるように、このフリースクールに何かしらの無茶をしない・・・者たちがいるはずもない。今回もまた、自転車で爆走する者たちが現れた。〉

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〈まだ11月の中旬であり、気温もそこまで低くないというのに、この日昭和記念公園は多くの人でごった返していた。

 昨年一昨年は紅葉を見るためには12月まで待たなければならなかったというのに、公園入口の銀杏並木は黄色く染まっていた。

 幸いにして快晴であったが、当初予想していたよりも人の数が多いということは、少し残念に思われた。


 それが何故かといえば、一口に迷子になりやすいためである。

 年に一二度来るだけだというのに頭の中に完璧な地図をインプットしているメンバーもいることはいるのだが、ほとんどの者は、特に変わり映えのしない道が続くサイクリングコース上では、道に迷ってしまうことがある。

 そして、それは爆速で移動するグループにおいては顕著にあらわれる。集団のペースについていけずに脱落したメンバーであったり、逆に突出しすぎて迷子になったりといった具合である。


 もっとも、だからといってゆっくりとしたペースで進むグループが迷わないわけではない。

 現にこの日、某スタッフに率いられた高学年集団(ほぼ全員が中高生)は、集合時刻になっても集合場所に現れなかった。集合場所を設定した、そのスタッフ自身が迷ったのである。

 よってそのスタッフを含む何名かは、一般に単に方向音痴として知られている。〉

注:何を隠そう某スタッフとは、このイマンモのことなのでございます。

普段から「イマンモに軍団の先頭を任せてはならぬ」「かの無能な将は軍団をやたらめったら歩かせるだけで目的地に辿り着こうという意思を持たず」「船頭一人にして船山に登る」などどボロクソに言われておるわけなのでございます。

ですが皆さん。「人生は旅である」云々という言葉が知られているように、旅とは過程こそが大切なのでございますよ。おほほほほほほ。

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というわけでイマンモと共にのんびり走って道に迷ったメンバーの皆さん。
というわけでイマンモと共にのんびり走って道に迷ったメンバーの皆さん。

〈この日参加の年少メンバーは、人によって解釈はずいぶんと異なるものの、概ね4、5名であろう。そのうちの1人が自転車に飛び乗り、真っ先に漕ぎ出していったことで、正義感の強い(または一人で行動したい)メンバーたちが我先にと走りだし、視界から消えていった。少し遅れて発進した僕たちの目には、先頭集団が映ることはなかった。


 車上より、無事にほとんどのメンバーの姿を認めて密かに安堵して、そうして改めて辺りを見渡してみると、銀杏や紅葉の葉が、いままさに咲き誇るようにして燦燦と照り輝いている様を認めることができた。〉

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〈それは、非常に美しい。美しいのだが、その反面地面から漂ってくる香りはいただけないものであった。

 銀杏ぎんなんの実が、自転車のタイヤによってすりつぶされ、砕け散って異臭を放っている。

 落葉した葉と実とで黄色く染まった地面は確かに美しいのだが、そこを通るたびに僕は反射的に目を薄く閉じ、息を止めた。


 そんなことをしていたためであろうか、例年なら自転車を駆って後続の隊との間に大きく空間を空けるメンバーたちが、走っている姿を他人と錯覚するほどに、とてもおとなしい走りを見せていた。


 サイクリングコースは、あまり走りたくない。恐らくそういった気持ちがメンバー間でひそかに共有されていて、それが口頭でのものなのか、もしくは心がつながったのかはわからないが、午前中の一時間ばかりは日本庭園において、紅葉や盆栽を見る時間に充てられた。


 昔は風光明媚と名の付く場所にはそこまでの興味を示さなかったが、最近になってようやくその美しさが、本当の意味でわかってきた気がする(かつてに比べて、というだけだから、本当はあまりわかっていないのだろう)。


 木々が艶やかに紅葉の錦を身にまとっている様もいいが、湖上にぽつりぽつりと浮かぶ紅葉の葉っぱのことを、珍しいことに綺麗なものだと感心してみていると、あっという間に時間が過ぎ去る。〉

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〈その後なんやらかんやらで、僕たちの班は団子を食べていたメンバーを待った影響で、集合時間に間に合うことがなかった。

 なお悪いことに、少しでも遅れを取り戻そうと焦って先頭に立った二人組が盛大に道を間違えて、立った二人で公園内を彷徨う羽目になってしまった。


 もっとも、そんなことは些細なものである。上述したように、某スタッフに誘導されて見当違いの場所へと行ってしまったグループが一つと、そして同じく道を間違えたものか時間になっても帰還せず、辺りを走り回っているとみられるメンバーが一人。

 そんな彼らがそれぞればらばらに、集合場所へとやって来て順次合流していく。全員が揃ったころには、集合予定時刻から三十分ほどは経っていたのではないだろうか。〉

集団行動は皆様、大の苦手なのでござるます。(なおスタッフ含む模様)

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〈そうして、昼食を終えた後にもいくつかのグループに分かれて行動されることになった。

 もっとも、午前中に4集団に分けた結果一時行方不明となるメンバーが続出したため、今回は大まかに2つの集団が作られた。


 一つはこれから日本庭園へ行くグループ。そして、昭和記念公園内にある遊具場へと、真っ先に向かうグループは、おそらく大勢の予想に反して、非常な大所帯となっていた。


 この日参加していたメンバーの大半は中学生。それが、例えばふわふわドームの上で、他の子どもらの中にあって互いに投げ飛ばしあうような状況は、そこに混ざってみると非常に滑稽であるが、一歩引いてみてみるととても恐ろしく近寄りがたい雰囲気を漂わせていた。〉

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〈日本庭園へ向かった4、5名のメンバーは、結局遊具場のメンバーに交じって遊ぶことがほとんどなかった。彼らはあの状況をまじまじと見て、非常な畏れを抱いていたのであろうと、勝手に思っている。〉

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と、こんな感じでございました先週のヒルネット。

さてさて、来週はどこに出かけることになるのでしょうか。教室活動含めて、どんな出来事が起こるのか?

もしかして山に登ったりすることもあるでしょうかね?


ともあれ、今週も、皆さんと話し合って決めていくことになるでしょう。愉快で楽しい活動にしたいと思います!

それでは、それでは!


 
 
 

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