宿泊お出かけ活動 in筑波:そうだ! つくばに行こう!
- 今田
- 6 日前
- 読了時間: 8分

どうもどうも。今年度も夏季恒例、宿泊お出かけ活動=ヒルネット旅行に出かけてきましたよ!
今年度の行き先は、茨城県は筑波!
今回は旅の企画段階から、子ども達が大きく関わってくれました。
特に、オクラハマ・ニボッシー。
なんと去年度の3月ごろから企画をあたため続け、6月ごろ皆にプレゼンテーション。
そこからは、旅行専門スタッフの大学生サイタマ、事務のayacoさんを交え、子ども達中心で何度かオンラインなんかでもミーティング。何とか旅程を組み立てていきました!
この旅程を計画する上で大切なところは、まずお金がかならないこと。
宿の価格をなるべく抑えるのは当然として、悩むところは交通手段。
一昨年、何にも考えないで蓼科に出かけたところ、バスをチャーターする必要が生じ、結果的に参加費が高騰するという悲惨な事態に。。。。
その反省を生かし、去年度からは、なるべく在来線やバスを使って旅を行うことにしています。
しかし、せっかくの旅行。
出来れば、いろんな所に行きたい。しかし、関東の地方都市に出かけると、当然、交通網がそんなに発達しているわけではない。。。
ということで、今回の旅行でも、行きたい場所と交通手段とのせめぎ合いが旅行計画を立てる上での最大の難関でした。
しかし、各人の様々なアイデア、思考努力の結果、宿に初日のお出かけ先、二日目の目的地など、バス乗り換え時間など細かいところ含めて、何とか計画しました!
(なお、各人が努力していた間、メインスタッフであるイマンモは何をしていたか?
実は旅行計画とか立てるの、めっちゃ苦手なイマンモ。。。。今回も、旅行大臣サイタマと事務ayacoさん、そしてニボッシーにほとんど任せて自分はボケーっとしていたことはここだけの秘密だ!)
さて、すったもんだありながらの8月28日。
ついに旅行当日の日がやってまいりました!

待ち合わせは教室最寄りのJR吉祥寺駅。9時15分に集合。
そこから秋葉原まで中央線・総武線を乗り継いで、つくばエクスプレスで茨城を目指します!
ということで、レッツゴー!

茨城県。めっちゃ遠いと勝手に思い込んでいましたが、意外と近い。
いや、近くはないんですが、なんか子ども達とベラベラ喋ってたら、あっという間につくば市に着いちゃった感じでした。
ただし。旅は、まだこれから。
今度はここからバスで、この日の目的地、ミュージアムパーク茨城県自然博物館へと向かいます。


バスに揺られていると、段々とビルなどの高い建物は景色から消えていき、代わりにどこまでも続くかのような田園風景が目の前にあらわれます。
そして、バスに乗車すること30分。最初の目的地、ミュージアムパーク茨城県自然博物館に到着です。

ミュージアムパーク茨城県立自然博物館は、茨城県がほこる日本最大級の自然史系博物館。
宇宙から地球誕生、地球史、生物史を化石や模型などを使って解説・展示しています。
大きな博物館、しかも内容も魅力的。ということもあってでしょうか、夏休みとはいえ平日の木曜にも関わらず、ずいぶんたくさんの家族連れや団体客がおりました。
到着後、ヒルネッター一行は、まずは昼食。食堂は上記の家族連れなんかで大混雑だったため、誰もいない屋上に避難。持参したオニギリなんかを軽く食す。
この屋上から見える景色も、公園内が一望でき、なかなか絶景でしたよ。公園がなんかジャングルみたいに見えます。

昼食後は2時間ほど博物館を自由見学。
さすがは日本最大級の自然史系博物館。正直、それくらいの時間では、到底、まわりきれないボリュームの展示でしたよ!







館内を一通り巡ったら、外に出て公園内を散策。
ーーと考えていた時期もありました。
この日は最高気温が32度。
最近の酷暑の中では、比較的涼しい方。また、東京都内に比べれば、かなり風の感じは爽やか。
それでも、やっぱりここは日本。地獄の夏真っ盛りの日本。晩夏なのに真っ盛りの日本。
湿度がやばい。やばい。。。。
というわけで、散策は小一時間ぐらいにとどめることに。
広い草原を渡り、みんな大好きトランポリンでふわふわ宙を舞ったら、この日の宿泊地、水海道あすなろの里を目指すこととなりました。



この日の宿である水海道あすなろの里は、茨城県常総市の野外研修施設。ちょっとした研修合宿なんかに使える施設です。
というわけで、ヒルネッターは、まさしく「教育合宿」に来たわけなんですから、宿としてピッタリ。
スタッフ合わせて総勢21名が、余裕で泊まれる大きな施設でしたよ。
ミュージアムパーク茨城県自然博物館から、だいたい歩いて15分。
沼を渡り、鬱蒼とした森のような場所を通り抜けると、急に開けたキャンプ地のような場所が。
それが、水海道あすなろの里でした。




あすなろの里にチェックインした後は、再び自由時間。
部屋に荷物を置き、少しのんびりした後は、施設の体育館を借りてドッジボールなんかに興じる猛者たちも。めっちゃ体力あるやん。



その後、お風呂に順次入った後は、夕食の時間。
お風呂は横長の大浴場で、温泉気分とまではいきませんでしたが、大きな湯船でゆっくりできて、なかなか気持ちよかったですよ。
夕食は、宿泊棟に付設されている「里カフェ」というレストラン。
お腹が空いていたヒルネッターの皆さん。大きな炊飯器が空になるほど、米をわんさか食っておりました。





食後はそれぞれの部屋でのんびり。
やがては、「研修棟」なる謎の建物で、カードゲームやら談話に興じるヒルネッター。
夜もふけゆくなか、遅くまでワイワイガヤガヤ楽しげに盛り上がっておりました。

さてさて、第二日目。
イマンモは6時半に起床。ところが、既に何名かのメンバーはもっと早くから起き出していた模様で、優雅に朝の散歩なんかに出かけていた者も数名いたとか。
朝食は8時から。前日と同じく、朝からもりもり食べておりました。成長期ってすごいね。


この日の目的地は二つ。地質標本館と筑波実験植物園。
双方ともつくば駅を経由しつつ、バスで向かいます。
朝食後、少しゆっくりした後、この日の最初の目的地、地質標本館に向かいました。
再びの田園風景を抜けると、見えてきました。筑波大学含む、様々な研究施設。
その一角でバスを下車して地質標本館に向かいます。



地質標本館は、産業技術総合研究所の地質研究の成果を展示した博物館。
日本の地質をこれまた古代まで遡った研究資料を、子どもにも判りやすく展示してくれています。
館内に入って、いきなり出会う、ジュラ紀の褶曲構造となった地質の模型。なかなかの迫力です。
そして日本列島が幾層ものプレートの上にあることが一目瞭然でわかる巨大模型。
様々な岩石の標本とともに、興味深い展示がどこまでも続いておりました。






地質標本館は涼しく展示も面白くいつまでもいたい感じでしたが、そうもいかない。
この日、我々はもう一つ、実験植物園をも見学する予定となっていたからだ!
ということで、産業技術研究所のレストランで軽く昼食を食べ、再びバスに乗って筑波実験植物園を目指す一行。
ちなみにこのレストラン、社員食堂みたいなものなので、めっちゃ安くて助かったぜ!

筑波実験植物園は、絶滅危惧種の植物なんかも保護しつつ一般に公開された巨大な植物園。
ここでしか見ることの出来ない貴重な植物もあるということで、幾人かのメンバーは非常に期待していたのだが、ここでハタと気付かされる。
植物園って、ずっと外やん!?
ってことは、ずっと暑いやん。。。。
この当たり前の事実にバス停で気づいた我々。いや、既に気づいていたメンバーもたくさんいたであろうが、なぜか何故だかイマンモは植物園も涼しいと考えてしまっていた。そんなわかあるかい。
その当たり前の事実に茹だるような暑さの中、遅延するバスを待ちながら気づいた時の絶望。
そう、この日は前日よりもさらに暑く、37度は超えていたと思われる茨城県。湿度によって体感気温はもっとヤバい。
こんななかでホントに落ち着いて植物なんか見られるのか?という不安に苛まれながら、目的他に向かう一行。

で、実際、暑かった。。。。
が、それでもまあ、1時間半ぐらいは何とか種々の植物を見ながら園内を散策。
途中、貴重な骨格標本を納めた研究棟にも立ち寄り、なんだかんだ言いながら、植物園をも堪能したのであった。





こうして、何とか旅の全行程を消化したヒルネッターの皆さん。
帰りもなかなか来ないバスや来たと思ったら満員だったバスなんか揺られて大変だったけれども、何とかつくばエクスプレスに乗車。無事、東京にら帰ってこられました。
まあ、こうやって振り返ると、大変だったことも色々あれど、やっぱり楽しかった宿泊お出かけ活動。
来年度もきっと、また新たな場所を開拓する旅に出るんだろうなと思います。
終わりよければ全て良し。楽しい旅行となりました。

さて、そんな旅の余韻にひたる暇もなく。
なんと今週からは、いよいよヒルネット秋冬学期が始まります!
秋冬、という感じでは全くない天候気温ではありますが、何とか公園活動や、通常のお出かけ探検活動も行ってまいりたい。
そんな感じで、9月からの活動も楽しんでいきまっそい!
それではそれでは!
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