ヒルネットの夏休み:IMAGINUSと科学技術館
- 今田
- 2025年8月11日
- 読了時間: 10分

どうもどうも。夏休み中のヒルネット。
以前の記事で書いたように(書いたっけかな?)、ヒルネットは夏休み中も、火曜と金曜は活動を続けてます。
火曜は教室活動で金曜はお出かけ。
さる5日には、お父さんのお仕事の都合でイギリスに渡ったミーちゃんが一時帰国、教室に顔を見せてくれたりもしました。
久しぶりの参加で大盛り上がりでしたよ!
……って写真撮るの忘れた!
残念すぎるー!
なんというか、バタバタしておるうちに1日が終わっちゃったんですよね。教室活動の日は、いつもそうなんですが……。
ともあれ、また来てね、ミーちゃん。いつでも大歓迎だす!
というわけで、教室活動の写真がないので、とりあえずお出かけ活動の報告をしときましょうず。
先々週は高円寺のイマジナスへ。
そして先週は、科学技術館へ行ってきましたよ。
あんまり記事が長くなるのもなんなので、それぞれちゃっちゃっと振り返っていきましょう。
おーい、マロー。マローン・ブランドー(違う)
出番ですよー!
というわけで、ちょうど現在、旅に出ている(って修行してるわけじゃないよ)専属記者マロに旅中にも関わらず書いてもらった記事で当日の様子をちゃっちゃっと振り返っていきまする(無理に頼んだわけじゃあないんだぜ! たぶんな!)。
そんでもって、まずはイマジナス編から。

〈イマジナスというところに、行くことになった。その決議を遠くから聞いていたために、一瞬「イマジナリー」と「ナス」とを組み合わせた造語であるかのように受け取ってしまったが、これが正式名称である。
IMAGINUSーーイマジナスーーとは、前述したような造語では決してなく、「IMAGINE」と「US」とを組み合わせた言葉であるという。
ヒルネットでは、過去に一度来たことはあるものの、その時のメンバーの多くは今回参加していないため、未参加のメンバーが非常に多くなった。僕にとっても、初めて来る場所である。
先年ここを訪れた際には、たしか独楽を作っていたというように記憶していたのだが、今回は残念なことに、それを作るワークショップは開催されていなかった。
中央線が遅延していたこともあって、集合時間になっても来ないメンバーが、一定数はいた。皆が皆、中央線沿線に住むメンバーばかりである。
彼らへ向けて、順番に電話をかけると、それを受けて急いで家を出たという報告が散見された。もちろん、待っている時間はない。ほとんど予約していたようなものだ。いつごろ伺うか、といったことも先方には伝えてある故、彼らのことは容赦なく見捨て、先に進むという結論が出されるのは、もはや避けがたいことであった。

夏休みへ入っていたこともあって、高円寺の町中には思っていた以上に人が多く屯している。
日を遮るものがない道を足早に歩きぬけて、冷房の効いていると思われる目的地を一心不乱に目指した。
この目的地となるIMAGINUSは、廃校舎を再利用している場所だという。都心の学校だけあって、狭いスペースを活用するためか、一階から三階までぶち抜きの階段や、所々に見受けられる渡り廊下などがあるが、その所々にも、薄い木材を組み合わせて作った特徴的な形の椅子などが飾られている。


〈3Dプリンターを使った工作などを進めるメンバーが多く、全員が自分の作業を終えて公園へ向かうことになったのが、だいたい13時ごろのことだったと思うが、そのころになってもまだ、一人二人の行方が知れぬところとなっていて、公園へと行く途中で何度か途中休憩を挟むことに繋がった。〉







〈これから行く公園は、遊具もあり広場もあるそこそこの大きさで、加えて冷房の効いた建物があり、そこで食事をとることができるのだという。
その場所で食事をとって、その後小さい広場で走り回るつもりでいたのだが、屋内へ入ってしばらく。ふと外を見ると、いつの間にか黒雲が空を覆い、忽ちのうちにして降り出した豪雨が、辺り一面に水溜まりを作り出していた。
初めは皆、久しぶりの降雨に気分を良くしていたものの、それが数十分と続くと、次第に飽きが見えてきたようであった。〉


〈雨の間隙を縫って、少し勢いが弱まったころ、すでに荷物をまとめ終えていたメンバーたちは大挙して公園を進発、阿佐ヶ谷駅へと足を踏み出した。遅れていた何名かもそれに呼応し、後を追う。
しばらくして雨はやんだものの、何時また降り出すか、油断のならない状況が続いた。
そのため、駅の近くにある阿佐ヶ谷神明宮への参拝を済ませた後、速やかに解散と相成った。
少しでも涼しい場所を目指しているが、ここ最近多数のオープンキャンパスへとはるばる都外に向かっているために、暑さに喘ぐことが多くなった。できるのであれば、次の活動には、少しでも涼しい場所へ、できれば日の当たらないところへ、行きたい。〉


と、こんな感じで酷暑を厭うておったマロ殿。
その気持ちはスタッフ含め、他メンバーも同じ。
川で遊ぶのは良いが、夏休みはきっと人が多い。そして、海は遠い。
仮に屋外を散策するようなことがあっても、原則、屋内で涼を都度取れるようなところでなければならず、かつ2時間、いや1時間以上ずっと外にいるのは、もはや「危険」とさえ言える日本の夏。
先週火曜、どこに出かけようかと様々な意見が出たものの、会議は踊るよ何処までも。なかなか案を絞り切れず、最後まで残った四つの案の中から多数決で決定しました。
その行き先は、科学技術館。
この活動記録と同じく、ある種の記録代わりとしても使っておるインスタを見ると、以前かの地に出向いたのが、ちょうど一年と少し前。
であれば、多少新鮮な気持ちで出かけられるのではないかと、先週の行き先として決定されました。
ってなわけで、再びマローン殿の記事を覗いてまいりましょう。
こちらこそ、まさしく旅の道中にて記された文章でござる。
微妙に前置きが長いのは、旅の醸した情緒のゆえか。が、それが良い。
では、科学技術館編も、どうぞ!

〈夏休みに入ってしばらくして、暑さも盛りを過ぎたのか、気温も40度を下回るようになった。
昨年までのことを考えると、気温が40度を超えるというのも、考えてみればおかしな話ではあるのだが、そのやうなことがここ何年と続いたために、今ではもう我々の方が慣れっこになってしまっていて、雨上がりなどで気温が30度と少しの日などは、なんだか涼しいね、などと口にしてしまうようになった。
そもそも何故私がこのような文体を用いているのかといえば、今まさに京都へと向かう新幹線の中でこれを書いているためであるが、その際に携行した谷崎潤一郎の陰翳礼讃などを、先ほどまでつらつら読みながらいたためであって、そのことに注意してみると、なにやら言っていることまで潤一郎のような懐古主義であり、なかなか書いていて気分のいいものがある。
さて、今これを書いているのが土曜日であるから、今の私にとっては昨日のこととなるが、その8月8日、午後から小規模な雨が降るとの予想もあって、行き先は皇居北の丸公園内にある科学技術館と定められた。
何よりも屋内で飯を食えて、この暑い中公園を散策せずに済むという利点に皆が釣られた形になるが、その一方で、科学技術館には、多くの学校の社会科見学の対象にされやすいという難点があった。
本当にこれが一番の問題であって、どこへ行っても小学生たちの波に飲み込まれる状況は、なんとも嫌なものであるが、幸にしてこの日は学生の集団の多くが北の丸公園に集中しているのか、もとから数の少なかった彼らは、午後になると次々と館を出て行き、比較的快適な時間を過ごすことができた。
もっとも、このヒルネットの活動が、何から何まで順調であるはずがないというのは、初めから知られていることだと思うが、この日もまた、電車の遅延や寝坊などによって遅れてくるメンバーが多くいた。
九段下の駅に集合したのは僅か10名ほどに過ぎず、残る五、六名を待つためにいかほどの時間を費やすことになるかと、それを思うだけで頭が痛くなる経験を、誰しもが覚えているために、酷暑の中それを知らされた我々の苦渋は、計り知れない程になっていたに違いない。
もしも合流までに大いに時間が経っていたならば、この炎天の下にあって、我々はグレゴールザムザの如くして訳のわからない生き物に変身してしまっていたことは疑いようもないのであるが、幸いなことに、最後に遅れて来たスタッフが合流するまでに、そう大した時間はかからなかったのである。〉

〈思えばこの博物館に来るのはこの三年間で三回目であり、来るとなっては若干の倦厭の感が否めないものだった。
これは、齢十二、三にして既に十五、六回も来たことがあるというメンバーにとっては、より深刻な問題であったであろう。
活動の記録を動画にして広報活動に参画するだけではなく、おそらくは今もなお今後の活動計画と経費について頭を悩ませているに違いない、オクラをこよなく愛する少年は、行き先がこの場所に決まった時、なんとも形容し難い顔をして、虚な目をして虚空を見つめていたように、私は記憶しているのだが、或いはこれは誤りであるかもしれない。
しかしながら、展示の中には新たに増設されたものも多く、当初予想されていたように退屈であると訴え出るメンバーの姿は、どこにも見られなかった。〉





〈正直なところ、これ以上当時の情景を描こうとしても、身内の恥を晒すようでなんともいえない心地になってしまうのだが、いくらか上記に付随するものとして、展示の内容など触れていこうと考える。
例えば、つい先日伺った日本科学未来館にも見られたが、新たに量子コンピュータについての展示ブースが、エスカレーターの影に潜むようにして、構えられていた。
これは、量子力学について軽く触れたものであるが、残念ながら、科学未来館のものと比べると、若干スケールが落ちていることが感じられてしまう。
もっとも、我々の間では「大人のための科学未来館」などと呼ばれてきたように、全体的に技術館の方が体験が多く、未来館の方がより詳しい展示がしてあることが多い。〉



〈もっとも、午後になり、皆があちこちにある体験コーナーへと散ると、写真を撮るその一方で、幾人かのメンバーは捜査活動についての展示を見つけた。
血液に振りかけ暗闇の中で光を当てると青白く見える薬品や、燃焼の度合いによって火元を調べる方法など、技術館でも十二分に興味を満たせることを、今更ながらに知ることになった。



〈他の、これまで午前中のみ館内にいたことから、見ることができなかったのであろう展示群もまた、非常に興味深いものであった。
さて。これを書いているのが車内ということもあって、小さいスマホの画面を見て、頑張って文字を打ち込むのにも、いい加減疲れてきた。
外を見ると、今まさに矢作川を渡ろうとしている。キリのいいところまで書いたものとして、この辺りで筆を置く。あとは、今田先生に頼むとしよう。〉

ということで、旅先からお疲れ様! マローン!
まあ、「今田先生」としても、マロの文章以上に、もうあんまり付け加えるところはないのだけれど(マローンは謎の論語精神により、メンバーの中では、唯一人イマンモを今田先生呼ばわりするのである)。
「科学捜査」体験のなかで見学できた足跡の再現や、血液のルミノール反応の実演なんかは、確かになかなか面白かったですねー。
技術館からの帰りは蒸し暑さが増すなか、北の丸公園内をさらりと通り抜ける形で九段下駅に向かいましたよ。
とあるメンバーが技術館に帽子を忘れたため取って返し、我々に追いつこうと皇居ランナーと化しておったのはここだけの秘密だ。


とこんな感じのヒルネットの夏休み。
今週はさすがにお盆休みで1週間お休み。また来週から活動を再開します!
また月末には、今年度も「宿泊お出かけ活動」の予定。今年は茨城県筑波に出かけますよ!
1週間休んだら、また元気に活動したいと思います! それではそれでは!



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