こんにちは。大澤です。
7月に入り、ぐずぐずとした天気が続いておりますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今週もヒルネットの活動報告を行いたいと思います。
そして、先週は戦争などについて学習を進めてまいりましたが、
「やっぱり生き物のことももう少し知りたい!」と、小4女子から声が上がりました。
そんな感じで今週のテーマはこちら!
古生代の生き物について!
彼女自身古生代の生き物がとても好きらしく、自分の興味のあることも調べたいとの思いもあり、古生代について資料をたくさん持ってきてくれました。
という訳で、古生代に興味のある人も興味のない人もとりあえず資料をパラパラとめくってみることに。
「そもそも、古生代ってなんや!」
資料をめくると、何やら色々な時代があり、それぞれ大きく分けて名前がついている訳ですが、「古生代」というのがだいたい何時頃を示しているのかが疑問に上がります。
「5億年くらい前だよ!」とEさん。
資料をめくると約5億4000万年前〜2億五千年前くらいの間の約3億年間くらいの時期をそう呼んでいるそうです。
「3億年ってすごい長い。」
「今が2019年だから・・・・」
と考えてみてもやっぱりピンとは来ないみたいですが、ものすごく昔ということには納得がいったみたいです。
そのうちに、どうやら魚はこの頃からいるみたいだとか、
脊椎動物ってなんだとか、
色々な疑問が出てきました。
その後先生の「大きな絶滅って5回もあったんだぜ!」発言によって
「5回も大量絶滅が起こるって、どういうこっちゃ」という疑問も生まれ、フィールドワークでは博物館にいくことが決定しました。
さて、疑問は解けるのでしょうか。
話も落ち着いたところで、S君がおもむろにリュックから何かを取り出します。
「先生!みんなで人狼ゲームやりましょう!」
「え!今やるの!?」
そして人狼ゲームがスタートしました。
1986年にロシアで考案された市民とマフィアが争う「Mafia」というゲームから発祥したのがこのゲームの始まりだそうで、
市民チームと人狼チームに別れて行う心理戦が特徴のゲームです。
馴染みのある人もいると思いますが、今回S君が持ってきたこの人狼ゲームには、
なんと20種類もの役職があり、複雑な仕様となって進化しておりました。
「なんや!先生が前にやった時は市民と人狼しかなかったのに!こんなに役職が増えたのか!」
と、教師陣が驚いている中ゲームはスタート。
「S君が怪しいな。」
「カミングアウト!独裁者!先生は追放されます!」
よくわからない間に先生は話し合いから除外されたりして、盛り上がっています。
独裁者の他にも、妖狐、タフガイ、恋人、さらには「神」なんて役職もあったりして、何やら難しいですが、生徒たちは満足の様子。
ゲームも終わり、腹が減ったということで公園に繰り出します。
「あれは、なんだろう、クレープ屋さんかな。」
「かき氷じゃないか?」
すかさずS君が素早い動きで確認に向かいます。
「あ〜!アイスだ」
今回は初めてアイスクリームの移動販売と遭遇。
お弁当を食べた後、子ども達は吸い込まれるようにアイスを買いに行っていました。
一人が買うと、もう一人くらいはつられて買いに行きたくなる気持ちは、大人も子供も同じだと思いますね。
教室に帰ってきた後は、小説を書いたり、課題を進めたり、日本の地理を学んだりと、それぞれのテーマごとに学習を進めた訳ですが、
そんな中、
「せんせー、やることがありません」という声が掛かりました。
「じゃあ美術でもやるか!」
と、おもむろに取り出したのは、こんな時にやろうと思っていたスクラッチアート
「なんですかこれは」とEさん
「俺、絵苦手なんですよねー」とS君。
「まぁまぁ。」
と削っているうちに次々出てくる色にテンションも上がり、
「先生!これ、全部削ってもいいですか!! 」
と最後の方は黙々と削っていました。
そんなこんなでできたのがこちらの作品
テーマは<自由>ということだったのですが、
結構芸術的な仕上がり。何やら色々なものが見えてきますね。
「お!なんやこれ!結構スゴいやん!飾るか!!」
と、すかさず先生の机の横に飾られました。
こんな感じで色々な発見がある日常でした!
次回博物館見学もお楽しみに。
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