八国山で「菖蒲まつり」!
- 今田
- 3 分前
- 読了時間: 5分

どうもどうも。
本日、そして先週のヒルネット。
本日、というのは勿論、今日が6月第2週月曜日、工作クラスの日だから。
この文章を書いている、ついさっきまで、メンバーと作品をつくっていました。
が、その詳細を記す前に、教室に運びこまれた新たな造形物を紹介!


1枚目は、なかなか良いでしょう?
もともと多くの絵画が飾られているヒルネットの教室、このドデカい作品が飾られることで、教室がいよいよ美術館みたいになってきたぜ!
2枚目。なかなかのインパクト。宇宙人が見ても「コレなーに?」となる不思議な造形物。
実はヒルネッターにどんなイタズラをされるだろうかとヒヤヒヤしていたところもあったのですが、その謎の存在感に意外なリスペクトが生まれてのか、今のところ無事。
ってな感じで、より芸術的な雰囲気となった教室にて本日行われた工作クラス。
今日、皆さんに取り組んでもらったのは、コラージュ。
マンガや英字新聞や動物の絵なんかを切り取り色画用紙に貼って貼って貼りまくる。
自分の好きな絵や写真を自分の感性に従って組み合わせる。
すると、何やらアートっぽい、ヒルネッター独自の「作品」が現前するという寸法!
ということで、まずは下地の画用紙選び。
その次にどんな絵を、写真を貼り付けようか、全体をどんなデザインにしようか考えます。


あっという間に、作業台であるテーブルの上は、作品の「切れ端」でいっぱいに。
皆さん、意外と黙々と作業。自分のイメージを形にしておきます。


そして、およそ2時間。
完成したぞ!これが!ヒルネッターの作品集だ!





さて、以上が今日の工作クラス。
続いて、先週のヒルネット。お出かけ探検活動。
先週は東村山にある北山公園・菖蒲苑で「菖蒲まつり」なるものが開催されているということで、そちらで菖蒲を堪能しに出かけましたよ。
この北山公園。線路を挟んで反対側にあるのが、八国山緑地となります。
八国山。どこかで聞いたことがある名称っすよね。
そう、七国山病院。ジブリ映画のヒロイン姉妹の母上が入院してた場所のモデルになったのが、この場所。八国山なんですな。
ということなれば、もちろん、呼ばざるをえない。
誰を?
それはもちろん、となりの森にに住んでいる妖精なんだがトロールなんだかムーミンなんだか、よく判らんでかいやつ。
まろろーーー!
マロローーーーー!
あなたマロロって言うのね!!!
助けてー!メイが迷子になったのマロローーー!
ということで、ここで、となりのマロロ登場。
金曜日の活動を振り返りたいと思います。
〈八国山といえば、となりのトトロに登場する七国山のモデルであるといわれる場所だが、今回我々がこの地を目的地と定めたのはトトロを見るためでもトトロが好きなためでもない。八国山から線路を挟んだ南に位置する北山公園にて、菖蒲園が一般に開放されているためだ。〉


〈もはや初夏といっていいような様相を呈する空の下、酷暑の中を我々はひたすらに歩き続けていた。東村山は、おそらくは東京都の中でも一二を争うほどに田舎であるに違いない。陽を遮るものがなく、背の高い建物などどこにもない。駅から少し歩くだけで、田園地帯に突入する。これが奥多摩であれば、ほとんどが山であるために陽光から身を隠す場所はいくらでもあるが、この場所では陽の光から逃れることができない。予想外の暑さに頭が混乱しているのか、看板と正反対の方向へふらふらと歩いて行ってしまうメンバー数名。彼らをもとの道へともどしながら、なんとか菖蒲園へと到着した。やはり陽を遮るものは、何もない。
だが、幸いなことにこのころに陽が翳った。そのためもあってか多くのメンバーはじっくりと時間をかけて菖蒲を見て回っている。ペースは人それぞれに、思う存分にそれらの花々を鑑賞した。〉





〈さて。午後になり、昼食をとる場所について、ひと悶着があった。北山公園内の東屋はすでにいっぱいで、いくらかのベンチ以外に座ることのできる場所がなかった。頑張ればそのベンチに全員を収容することはできるかもしれないが、ここで多くのメンバーの唱えた言葉がそれを躊躇わせる。
菖蒲はもう十分見た、この場所では遊ぶ場所がどこにもないではないか、このままここにいては熱中症で誰かが倒れる、など彼らの反対は非常に力強く根拠のあるものであった。実際に、メンバーの大半は菖蒲を見飽きていたのだと予想する。そこで、地図を見ていたメンバーたちが解決策を提出した。線路を挟んで北側にある、八国山へと向かえばよいのだという。
たしかに木陰は多くあり、午後を過ごすには最適の場所であるように思われる。満場一致で行動は決まり、なお幾人かのメンバーの合流を待って、迅速に公園を発し目的地へと向かった。〉

〈八国山は非常に緑豊かであり、心安らぐ空間ではあったが、しかしながら陽が再び照りだしたことにより、幾ばくかの木陰だけではその酷暑をしのぐことができないという状況に陥っていた。そこで、つい先ほど幾人ものメンバーが「ここをキャンプ地とする!」と宣言してしまったためであろうか、多くのアクシデントに見舞われた我々は、再度重い腰を上げて、さらなる目的地を目指すことになる。冷房の効いた、涼しい環境を求めて。〉

〈そこで白羽の矢が立ったのが、東村山ふるさと歴史館という場所だ。無料で入館できるという誘惑に誰もあらがうことができなかったわけだが、いざ入ってみると、思った以上に展示が豪勢であることに驚愕してしまった。常設展示も、また企画展示である雅楽に関するものも非常に興味深い。展示の前に釘づけになって、あと30分、いや、あと20分、いやいやあと10分でいいなどと口走るメンバーたちが出現したことを除けば、これといったことも起こらず、この日で一番穏やかに、時間が過ぎていった。
次週からはいよいよ梅雨入りということなので、しばらくはこの日のような活動をすることはならないだろう。いくつか面白そうな博物館が活動先の案として列挙されているから、いったい来週どこへ行くのか、楽しみで仕方がない。〉
うっかり、この「東村山ふるさと歴史館」については写真撮り忘れ。
それにしても梅雨かー。ヒルネットの天敵。
実際、来週の天気も判然としませんが、皆で話し合って何とかオモロい金曜の活動にしたいと思います。
それではそれでは!
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