というわけで皆さんこんにちは。
久々の大澤です。
最近は近所の紅葉が鮮やかになり、一気に冬が近づいて感じがします。
そんな中も相変わらず元気にヒルネットはフィールドワークへと繰り出します。
今回訪れたのは川越の街。
たしか、秋の川越は初めてですね。
しばらく行っていなかったこともあり、話は川越城から紅葉を楽しもうということになりました。
駅からバスに乗って川越城を目指します。
が、目的のバス停に着いてみると、なんとそこには運休の文字が。
時々こういうことも起こりますね。
慌てずに近くの係りの人に伺い、城を目指すバスに乗れました。
バスに揺られて10分ほどすると川越城の本丸前に到着です。
現在建物周辺の工事を行なっておりますが、中は見学できます。
この日は多くの学生が川越に来ていたようで、様々な制服姿の人とすれ違いました。
(大人の入場は100円高校生以下は無料です。)
美術展示も行っておりましたが、個人的にイマイチでしたので省略します。
川越城は当時、扇ケ谷上杉持朝が太田道真、道灌ら家臣たちに命じて築城させた城で、武蔵野国の北の砦でもありました。日本三大奇襲の一つ、川越野戦が有名だそうです。
その後、1639年には、城主松平信綱の拡張工事によって10万坪近くまで大きくなりました。
当時は街全体が一つの城でした。
城のスケール感覚と重ねながら、江戸時代の家老になったつもりで楽しみます。
一通り満喫した後は、本丸を出て向かいにある三芳野神社にお参りします。
敷地内では小学生たちがシートを広げてお弁当を食べていました。
子供達はというと、
神社の敷地内にあります、レトロな雰囲気の駄菓子屋さんに吸い込まれていくのでした。
昼食後のおやつを早くも手に入れた一行は氷川神社を目指します。
この日は七五三に訪れる多くの家族連れで賑わっておりました。
神社の裏手から川沿いを歩き、
川沿いの途中にあります、公園で食事をとります。
最近は雨も多かったので晴れが気持ち良いです。
大きな柳のある公園は、当時船が発着していた場所だったようで、地形や石垣に少し痕跡が見られます。
確かに、墨田河沿いにも柳の木が目印になっているところが残っていますね。
お弁当を食べた一行は、お楽しみの駄菓子屋横丁へと向かいます。
しかし!駄菓子屋横丁に一歩踏み入れるや否や、大量の子供達に飲み込まれました。
前回来た時は外出自粛の影響もあって、閑古鳥の泣いていた川越の商店街に、少し活気が帰ってきたような気がします。どうやら校外学習で来ていた小学生の大群と鉢合わせたようです。
我々も負けじと駄菓子横丁を満喫し商店街を満喫し、川越を満喫できました。
そして翌週は「お台場」へ向かうことに。
「川越とお台場、何か関係あるだろうか。」
とお思いのそこのあなた!
そう。
なんと、川越城で重役の家老が会議で話していたのはお台場の話だったのです。
ちょうどその頃、ペリー来航の話題で話は持ちきりだったのでしょう。
というわけで、埋立地ができる前からあったであろう浜松町駅からお台場を目指します。
本日は秋の快晴ということもあり美しい遠景が期待できそうです。
早速一行は台場を目指して西へと進みます。
早速今日の関所であるレインバーブリッジが見えてきました。
レインバーブリッジを渡ったことのある人は多くとも、歩いて渡ったことのある人は少ないようです。メンバーの中にはレインボーブリッジを知らない人もいました。
今回ヒルネットメンバーも半数近くが初橋渡りでした。
近くまで来るとその橋の大きさに驚かされますね。
「実はエレベーターは三百円かかるんだよ。」
という悪魔の囁きにそそのかされた人は、階段で上まで登ることに。
皆揃ったところでレインボーブリッジを渡ります。
綺麗ですね。この日は快晴ということで水平線まで見渡せるほどの絶景です。
西には富士山を見ることもできました。
日常的には体験しない高さを歩くレインボーブリッジは、子供たちにとっても刺激的だったようで、いつもり少し張り切った足取りで歩いているようでした。
絶景と高さを横目にしばらく歩いて行くと、目標地点の台場が視界に入ってきました。
そしていよいよ、目的の場所に到着しました。
地図と同じ形をしております。
と、いうことで、今回もここでお弁当を食べます。
海風が心地よく、気持ちの良いお弁当の時間でした。
お腹も満たされたところで、お台場を散策して海岸を目指します。
が、ここでメンバーの1人がいないことが判明。
慌てて周囲を探して見ると、遠くの海岸線に少年の影が確認できました。
一行は台場を見学しながら海岸で遊べるところを目指します。
海岸に着くや否や、皆一目散に海へと走っていくのでした。
小さなカニを捕まえたり、穴を掘ったり、別働隊は近くにあるガンダムを見学しに行ったりしていました。
気がつけば全身水浸しの生徒がいたりと、皆各々台場を満喫できたのではないでしょうか。
1日のコースを振り返るようにして、ゆりかもめに揺られながら帰りました。
というわけで、今回のフィールドワークも無事?終了です。
川越と江戸の意外な繋がりから、近代建築橋、海、と様々な展開が見られる秋ですので、皆様体調管理を怠らずに。
それではそれでは。
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