高尾山は今日も快晴!
- 今田
- 4月21日
- 読了時間: 7分

どうもどうも。先週のヒルネット。
活動記録は一週飛ばしちまいましたぎ、先々週からは、新年度の教室活動も開始。
先週のお出かけ探検活動については、オクラハマ・ニボッシー制作のYoutube「ニュースパーク編」を見てね。今回の「高尾山編」もすでにアップ済み。
(ところで、ニボッシーとマロ殿、そしてメンバーのみがInstagramで見られる動画を作ってくれてる高校生メンバー含めて、最近「ヒルネット広報部」なるものが立ち上げられておるようである)
最近は、だんだんと雨も多くなってきましたが、今のところヒルネットの2025年度活動を寿ぐかのように、毎日晴れ。ちょっと崩れても曇り。
ということで、午前中の教室での活動の後は、今年度も公園で活動。
教室のすぐ前にある井の頭公園を散歩、いくつかある広場のひとつに「拠点」を定めて、お弁当。
その後は、鬼ごっこをしたり、秘密基地をつくってみたり、生き物を探したり。
いよいよ、本格的に2025年度の活動も本格化してまいりましたよ!

さらにさらに。
実は今年度からは、新しい企画。グループワーク。
隔週ではありますが、月曜日に「工作クラス」を開講することにしました。
毎回、一応、スタッフが考えてきた「お題」を参考に、各人が好き勝手に創意工夫、自分だけの作品をこしらえます。
前回のテーマは「表札」。
見本としてスタッフが作ってきた作品を参考に?しながらも、各人、それぞれ楽しく自由に自分だけの「表札」を作成しましたよ。
(なお、その日だけで終わらず次回に持ち越しとなったメンバーもいた模様)








そしてそして、金曜日。先週はパーフェクトに晴れ予報。
ということで、まだまだ花粉が少し怖いけれど、初夏の暑さがやってくる前に山に登っておこうという声が出たこともあって、高尾山にハイキングに出かけることとなりました。
意外なことに、昨年度は高尾山へのハイキングは敢行されていなかった模様。
御岳山には登ったものの、なぜか高尾山はパスされてたんですね。
で、今回はちびっ子メンバー含めて上りは歩いていきたいという声が多かったため、ケーブルカーの使用はなし。
正直、小学2、3年生の子たちにはキツいんじゃねーか?などとも思いましたが、本人たちが歩けるというんだから、じゃあ6号路か稲荷山コースを歩いて登ろうということになりました。
(なお、ちびっ子メンバーがバテるんじゃないかというのは全く杞憂でした。むしろ、めっちゃタフ。頼もしい限りっす)
さてさて、ということ、ここらで我らがヒルネット専属記者・マロ殿こと思い出のマーローに登場してもらいましょう。
思い出のマーローって何やねんって? いや、俺も知らん。レイセンが突然口走ったせいで今回はこうなった。
ともあれ、当日の様子を彼の筆によって振り返っていきたいと思います。
それでは、よろしく思い出のマーロー!
〈穀雨を間近にして、空気中の花粉もスギからヒノキへと移行し、気温もその急激な変化を終えた。そして、しばらくは晴れの日が続く。
このためフィールドワークの行き先を決定する際には、候補として多数の案が出された。いささか使い古されたものではあるが、昭和記念公園でサイクリングをするというものや新宿御苑へ行くもの、ほかにも水上アスレチックに行く、川越に行くなどよく晴れた日であるからこそできる案が候補として挙がった。
しかしながら、最終的に選ばれたのは上にあげたもののいずれでもない。春の高尾山へ登ることが、今回の活動として決定された。
もちろん、あえて秋でなく春に山を登るという案には大きなメリットがあった。未だに花粉が飛んでいることから一部の花粉症メンバーは参加を見送らざるを得なかったが、4月の第3週であるということは、遠足の小学生たちが来ないということを意味している。小学生の集団がいないだけで、山は広く感じられ、また自分のペースで山を歩くことができる(実際には、数グループの小学生たちと出会ったが、同じ道を歩くことは一度もなかった)。
また、予報によればそこまで気温が高くないこと、そして蚊が未だにどこにもいないということなどが、決め手となった。
そうして迎えた当日。花粉症による症状であるのか、若干の体調不良を覚えた人々は何名かいたが、大きく体調を崩すこともなく、それほど遅れることもなく全員が所定の場所への集合を終えた。

〈それから1時間。日が出ているため、山は非常に暑い。予定通りであれば今頃僕たちは頂上についているころである。それにもかかわらず、僕たちはいまだに山を登っていた。
幸いにして、小学生たちはたしかにどこにもいない。しかしながら、まったく予期していない問題があった。〉

〈入山する前に集計をとったところ、事前評を覆し六号路を通りたいというメンバーが多数を占めていた。そのため本来通る予定であった稲荷山コースを通らず、全メンバーが六号路を通ることに決定したのだが、いざ山の麓へと近づいてみると、この日稲荷山コースが閉鎖されているということが確認された。
何の滞りもなく登山は開始されたが、六号路は狭いのである。それゆえに山道を歩く際、なかなか前へと進むことができない。
全体的に言えば、この時山にいた人々はそれほど多くはない。だが、理由は明白だ。六号路は狭く、前の人を追い越すことができないのである。
それに加えて、防水でない靴を履いてきたメンバーが多かったためか、川沿いの泥濘地に差し掛かってしまっては、例年快足を誇った先頭集団は、いまや屍の軍団と化していた。〉




〈もちろん、悪いことずくめであるはずがない。この日はまさしく春のうららといった心地で(使い古された定型文)紅葉が綺麗な秋ではないのだが、少し前にあるメンバーが言っていたように、紅葉もみじにはこの季節赤い新芽のようなものが多くついている。そのため、赤や黄などの毒々しい色ばかりの秋の山とは違い、緑や仄かな赤など目に優しい紅葉もみじの錦があちらこちらに存在しているのであった。こういったことは、普段なかなか知ることができない。
歩くペースが落ちたためか、あたりの景色をじっくりと見る余裕が出てきた。水の音を聞きながら最後の階段を登りきると、遂に頂上が見えてくる。18名中8名が、これで登り切ったことになる。このとき時刻は12時ちょうどであった。〉
※何だかマロはのんびりペースで登ったみたいに書いてますけど、これ、山に入ったのが11時前なので、結局1時間強くらいで登頂してるんですよね。普段が早すぎるだけで、十分早いペースだと思いますよ……。





〈山頂は日が燦燦と照り付けているものの、標高が高いこともあってか気温は麓とほとんど変わらないように思われた。風もあまりふいておらず、虫もほとんどいないため、風の音も虫の音もなく、聞こえてくるのは人々の喧騒ばかり。それも昼飯時を過ぎれば一人また一人と櫛の歯が欠けるように山頂から人が減っていき、やがて非常に快適な空間へと変貌した。
そこで1時間ほどすごすと、辺りにいた人々の多くはすでに下山を始めており、先ほどよりも一層閑散とした光景が目の前には広がっていた。〉


〈下山するのであらば、今を置いてほかにないであろう。すでに全員が食事を終えており、手早く荷物をまとめたのち、下山を開始する。
経路は例年と同じように四号路を下り、そこで一号路を下るグループ、ケーブルカーに乗るグループ、リフトに乗るグループの三集団に分かれることとなった。
僕はこれまで通りに徒歩で下山をしたのだが、10分で2.4kmほどを駆け下れば、見事にその翌日から筋肉痛に悩まされることになった。これまでは20キロほど歩いても全く問題がなかったというのに、嘆かわしいことだ。僕も、もう年だというのだろうか...…若い中学生たち(1人は僕の1つ下)のペースについていくことは、しばらく運動不足であった僕に多大なる影響を与えた。とりあえず、近場の外出先には歩きを交えて向かうこととしよう...…〉




と、こんな感じだった先週のヒルネット。
やっぱり登山はいいよねー。マロは筋肉痛になったようだけど、ちょうど良い運動にもなるしね。
さて、今週末はどこに出かけようかな。予報だと曇りか雨のようだけれど、どこか楽しい場所はないものか。
また、みんなで考えたいと思います!
それではそれでは!
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