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  • 今田

ヒルネット、マティス展に行く

どうもどうも。先週のヒルネット。 について、今回はいきなりマロくんにご登場いただきましょう! というのも、今回のマロくんの「活動記録」がちゃんと、平日の活動までフォローしてくれていたもので。 断じてイマンモが楽をしようとしているわけではない。 ことを付言しておきたいと思います。 それでは、マロくん、いきなりですがヨロシクーー!


〈今日は上野の東京都美術館でマティス展を見に行く。もとはといえば一昨日のemmanmoの「マティス見に行かない?」の一言で決定したと言っても良いのだが、印刷物博物館を推すヨッシーの懸命の抵抗により、なかなか話は決まらずに膠着状態に陥った。このままでは先日の「神代植物公園」案を僕が出したときのように、一日中を話し合って終わってしまうかもしれない。それは嫌だと皆が考え、両派の中でも頑健派である二人、「印刷物博物館」代表ヨッシーと「東京都美術館でマティス展」代表のΧαοσとにそれぞれ弁論を任せ、彼らが歩きながら争っているのを尻目に僕達は公園にて遊ぶ。

大きな青大将の見物をしたり、増水した川にボールを転がり落としたり―このボールは後に皆で回収―している内に、彼らは答えを出した。最終的にはヨッシーが一歩譲って上野でマティスの絵を見ることとなったが、次回は印刷物博物館にすることとなった――はず〉。


〈さて。久しぶりの上野と言うことで予定どおりに家を出て、予定どおりの電車に乗って。順調に目的地に着く……と言いたかったのだが、僕はスマホを持たないため、家を一回出てしまうと乗り換えなどを調べることが出来ない。

それでもなんとか記憶していたとおり、新宿に到着した。本当であればそこで山手線に乗り換えるのが良かったのだが、非常に混んでいるため、もう少し進んだところで乗り換えようと思い、あえて電車に残り、そのまま東京方面に向かった。が、僕の地理感のなさが此処に弊害となって現れた。うっかり降りるべき駅を間違えてしまい、そのまま乗る電車降りる駅とあちこち彷徨い歩く。なんとか神田に辿り着き、京浜東北線で上野へと若干遅れて到着した。

上野駅に着いたは良いものの、出口がわからない。南口が近くにあるのだが、おそらくこれは使ってはいけないであろう。今は昔、フリースクールで上野動物園へ行ったときのこと。間違ってこちらの出口から出てしまい、公園口の方へ行く道が何処にもなかったため、わざわざ不忍池を経由で向かおうとして道に迷い、遅れたときのことを思い出す。「公園口」と書いてある場所が恐らくは正解なのだが、一体何処にあるのか……

上野駅の中で再び迷っていると、ふとこのフリースクールの古株、COTAさんがいるのを発見した。行動を共にし、なんとか集合地点へと辿り着くことが出来た。〉


僕が最後かと怯えていたが、幸いなことにまだまだ来ていない人がいる。カッパくんなどは寝坊して来ないようだが。暫く待って最後の一人が到着。東京都美術館へ向かう。かなりな行列が出来ていたが、それよりも気になったのは展示予定のポスター。「永遠の都ローマ展」9月より開催だという。気が向いたら寄ってみよう。

ロッカーに荷物を預け、100円投入して鍵を掛ける。暫く並んで漸く展示室へ入ることが出来た。館内は超満員で、最初のあたりに展示されていた「読書する女性」や「豪奢、静寂、逸楽」、「豪奢Ⅰ」などはじっくりと見ることすらも出来なかった。


〈が、少し動くと周りの人数が減ってきていたため、その後はじっくりと見ることが出来るようになった。それらの作品の中で僕達が特に気に入ったのは、「コリウールのフランス窓」や「金魚鉢のある室内」、「アトリエの画家」などの作品である。このころのマティスの作品群は皆、窓が描かれているが、このころの作品が一番気に入った。〉

※イマンモ注:「コリウールのフランス窓」や「金魚鉢のある室内」は残念ながら写真撮影不可! ということで、ポストカードでお許しください!


2,3時間ほど見回っていたところでロビーに皆が揃った。最早階下に降りてもかまわないのだが、レイセンやイマンモとの約束で全員集合するまでは建物から出てはならないということになっている。退屈さの余りロッカーの鍵を弄くりはじめるサコ。退屈さの余りあたりを走り回るΧαοσ。思い思いの行動をとっている皆。 ※これはイマンモとの約束というより、カオスvsヨッシー大論争において「契約」された約束事だったんですな。

〈約1時間後、漸く全員集合。先に降りたGirlsを追って下へと降りる。退場して、ロッカーから荷物を取り出し、広場で行われていた台湾フェスティバルへと向かう準備を調えて、いざ出発……と、いうところで問題発生。 僕達の最後尾として展示室から降りてきたサコ。彼がロッカーを開けようとポケットに手を突っ込んで、声を上げた。「あれ、鍵がない」慌ててあたりを捜索するも、他ならぬサコの手中に発見、「なんだ、あるじゃないか」と一件落着……と言いたいところだった…… サコが手に持っていたのは彼が今日持ってきていた「傘置き場の鍵」。ロッカーの鍵では断じてない。暫くあたりを捜索の上、スタッフに聞いてみるとこんな答えが。 「彼が鍵を置いていったのを見て、拾って注意しようと思って向かおうとしたとき、彼の隣に座っていた白いシャツにカーキ色のズボンの男の子がそれを黙って拾い、こちらにアイコンタクトをしてきたため、同じグループの少年なのだと思い、口を出さず、後を追っていったその少年に任せました」 白いシャツにカーキ色のズボンの少年。そんな奴は、此処には居ない。再びレイセンとサコが入り、パイセンとCOTAさんも捜索に参加するも、結局見つからず、賠償金を払うはめになってしまった。 そんなサコとイマンモのすすめに従い、未だ残っていた僕とemmanmoは先に進んでいったトラやΧαοσの後を追って台湾フェスティバルへと向かった。 外では小降りとはいえ雨が降っている。公園での食事は諦め、国際子ども図書館へと向かうことにした。つい先日、休館日であったため泣く泣く入館を諦めた場所である。 すこしでも時間を稼ぐために歩きながら弁当を食い、皆の集合を現地で待った。未だ姿を現さないのは、賠償金問題について書類手続きを進めているサコとイマンモ、途中で傘を忘れたことを思い出して、東京都美術館まで取りに帰ったemmanmoだ。 子ども図書館の前身である帝国図書館時代の外・内装がいまでも残っていると聞いてあちこち館内を歩いていると、皆が集合した。「子供用休憩室」とある場所で本を読み、マティスについての話題を出していると、既に時間は3時。解散のため再び台湾フェスティバルの前を通っていく。〉

そのステージ上に飾られたポスター「大侠梅花鹿」。妙に気になり、皆で手を尽くし、あちこちで調べてみると、これは1961年の台湾映画だという。「大侠梅花鹿」。直訳すれば「英雄エゾシカ」。何故エゾシカなのかは理解に苦しむが、何故か気になるポスターであったため、僕や龍角散、チー君で金曜日までに手を尽くして調べ上げた。  上野駅で解散したが、帰り道では新宿経由を使ったため、最早迷うことはなかった。


と、こんな感じで解散となった先週の活動! 今週は果たして無事、印刷物博物館に出かけることができるのか!?

また来週、報告しまーす。 それではそれでは!









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