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鉄道博物館へ行こう!

  • 今田
  • 3月17日
  • 読了時間: 6分

どうもどうも。先週のヒルネット。


まずは、先週の年長メンバーのグループワーク(最近、むしろ意識して写真を撮っていたりする)。


今日紹介するのは火曜のグループワーク。

水曜がリベラルアーツ的なディスカッションで、木曜日は理科・科学的な内容なのに対して、火曜は歴史・社会的なテーマを主に扱っとります。


例えば、先月までは「関ヶ原の合戦」について色々議論。

具体的には地図を取り出して実際の東軍・西軍の陣容をコマで再現。

うん?なんでこの陣容で西軍負けたの? むしろ東軍、一歩間違えれば大惨敗じゃね?


って、もちろんそれは小早川が裏切り吉川が毛利軍等を動かさなかったからなんですが、じゃあ何で小早川は裏切ったの? 吉川は?

てな感じで調査andディスカッションした感じでした。


そして、今月は「現代の戦争」。

折しも第二次トランプ政権が誕生し、いろいろ世界に動揺が走っている昨今。

もう一度、ウクライナの状況を確認し、台湾情勢なんかについても調査あーんど議論。

「なんで台湾と中国って仲悪いの?」

「それには長ーい長ーい歴史があってやな。時は日清戦争にまで遡る……ホニャホニャ」

「……ほうほう。で、中国としては、台湾を統一してどないしようっちゅーんや?」

「そこには太平洋における権益が絡んでおってやな……ホニャホニャ」

「まあ、でも日本に関係ないんちゃうん?」

「いや、台湾は沖縄からすぐ近くやぞ」

「え、じゃあ日本も戦争に巻き込まれる?」

「むしろ中心ちゃうか」

「ほうほう。……で、我々はどこの国に逃げるのかね?」

「カナダもヨーロッパもきな臭いしなあ……。そや、もうみんなで唱えるしかないやろ」

「何を?」

「観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空……」


はい、そしてそして、今週の金曜日。お出かけ探検活動。


今週は学期末でもないのに遠出。大宮の鉄道博物館に出かけてまいりましたよ。

なんでそうなったのかは、後のマロの文章を読んでもらうとして、先週嬉しかったのは、高校が春休みとなったことで、何人かのOBが参加してくれたことです!

顔を出してくれたOBのなかには、北海道の高校に進学していたメンバーも。ちょうど実家に帰省していたタイミングだったため、参加してくれました!


そんな感じで木星船団帰りのOBメンバーとの久しぶりの邂逅を喜んだヒルネッターの皆さん。

では、その様子を先んじて木星から帰っていたシャリア・マロ君……あれ? パプティマロだっけ? いずれにせよ木星帰りの男が振り返ってくれています!

ってなわけで、よろしくマロッコ!


〈鉄道博物館がある大宮は、僕たちの活動範囲からはるかに離れたところにある。ゆえに、昨年は学期終わりの活動の目的地となった。春夏・秋・冬の計三回は、横須賀や鎌倉、稲荷山古墳といったところでも活動することができるからだ。

 故に今年も、学期終わりは鉄道博物館へ行くことが決定していたのだが、不意にここに異議申し立てをする人物が現れた。


 名をオクラハマニボッシー(もはや原型なし)とする彼に言わせると、大宮駅は先入観を取り払ってみれば非常に近いところにあるのだという。実際、鉄道博物館へは平常時の活動で行くことができるという案がたびたび提出されていたが、それらはすべて最終的には斥けられてきた。だというのに、なぜ再びその要求を提出したのか。


 詳しく聞くうちに、その背後にある構想が詳らかになってきた。彼は、佐倉市にある国立歴史民俗博物館に行きたいのだというのである。彼の言い分は、以下の通りであった。


 我々ヒルネットは、東京・埼玉・神奈川などの博物館のほぼすべてを制覇している。もちろん、極端に遠く片道3時間もかかるようなところは除いてだ。その数は軽く数十を超えるであろうが、我々が行ったことのない博物館の中で最も大きく、そしてメンバーが最も興味を示すであろう博物館がここだというのである。


 普通であれば、このような意見は黙殺される。鉄道博物館に行きたい連中が黙っていないし、また鉄道博物館に片道3時間以上もかかる連中は、月に2回も遠出をすることを望まないからだ。

 しかしながら、彼は非常に頭が切れた。予めそういった人物たちと秘密裏にコンタクトを取り、条約を締結していたのだ。こうして反対派が消滅し、彼の意見は各所から歓迎された。

 それを受けて、鉄道博物館へ行く予定も大幅な変更を強いられる。月末の予定が変動した結果、大宮駅には14日10時30分に集合ということに、決定した。既にOB連が幾人も参加することが周知されている。彼らを慕って集まってくる人数がどれだけになるか、想像もつかない。


〈そして当日。おそらくはヒルネット始まって以来の快挙であろう、22人が集まった。メンバーは、上は高校2年生から下は小学1年生まで幅広く参加している。幸いなことに昨年度のような不安を駆り立てる曇り空ではなく、快晴である。大宮駅を発してしばらく歩いて、鉄道博物館へ到着した。やはり3月中旬ということもあってか、人は昨年度の半分ほどしかいないようだ。〉


〈人が少ないので、年長メンバーたちは入館後すぐに自由行動が決定した。あるメンバーは駅弁を買いに動き、あるメンバーは後々有意義な時間を過ごすために早弁を決意し、その他多くのメンバーたちは思い思いに自分の好きな車両を探しに行く。ただし、人が少ないとはいえまったくいないわけではない。故に、最初から別行動をしていたメンバー(例えば僕、例えばソース)は後々で他のグループと合流することが非常に困難となった。〉


〈もちろん、悪いことばかりではない。人が少ないゆえに、昨年度はその存在すらも知覚していなかった場所が次々と発見される(昨年度は、人ごみに隠されてしまっていた)。実際の車両を見て回るのはもちろん楽しいが、それらの列車の沿革を見て回るのだって、捨てたものではない。〉


〈なお、午前中のうちに年少メンバーと遭遇することは遂になかった。彼らは彼らで、僕達が行かなかった階層で楽しんでいたに違いない(もちろん、スタッフ同伴である)。〉

様々な鉄道を堪能しておる年少メンバーと、彼彼女らに連れ回されるスタッフUTAぷん。
様々な鉄道を堪能しておる年少メンバーと、彼彼女らに連れ回されるスタッフUTAぷん。

 そうして各グループが一通り巡り終えたのち、事前に予定されていた場所に集合してくる。ほぼ全員が集合し終えたのち(すでに弁当を食べ終えている者もいるため)、弁当を食べるために北側のパノラマデッキへ向かう。


 昨年度はここで30分ほどを過ごしたが、今回はそう言った制限は一切ない。人が少ないというのは、こんなにもよいことなのか。午後になっても、各メンバーは思い思いの場所へ向かって歩き続ける。その勢いは午前中よりも衰えるどころか、より一層増していた。


 先ほどよりも人の数が少なくなっているためか、あたりには人影がほとんど見えない。それをよしとして、それぞれの車両を一時的に「専有」したかのように、古い鉄道に乗る気分というものを味わうことができた。


〈今回はちょうど高校が春休みに入ったからか、卒業したOB連が大挙して参加してきた。次回の活動にも、彼らはきっと参加してくれるに違いない。その日を楽しみに待つことにしよう。〉


こんな感じだつた先週のヒルネット。


そろそろ年度末。ヒルネットも春休みに突入します。

残りの期間、今年度も活動おさめまで、楽しくワイワイやってくぜ!


それではそれでは!

 
 
 

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