秋川渓谷で焚き火&川遊び
- 今田
- 7月21日
- 読了時間: 6分

どうもどうも。先週のヒルネット。
先週の金曜日、お出かけ探検活動では、秋川渓谷にて焚き火&川遊びに出かけてきましたよ!
久しぶりの焚き火。そして、川遊び。
川遊び自体は、先日も落合川で行いましたが、落合川はあくまで湧水。ちゃんとした渓流で遊ぶのは久しぶりとなります。
場所は「協働村日だまりファーム」。奥多摩の古民家ぎ使えなくなったので、今後は、こちらの秋川渓谷で焚き火を行うことも多くなりそう。
川に飛び込むポイントもあり、浅い川ながらちょっとした「ウォータースライダー」のように流れに乗れるところもあり、安全かつ愉快!
焚き火も出来て、大満足の一日になりましたよ!

ということで、いつも通り、ここからは我らが専属記者、マロ殿の筆で当日の様子を振り返りたいと思います。
出でよ、マローン! マロローン!
ってなわけで、よろしく‼️
〈これまで借りていた古民家が此度から使用不能となり、毎年恒例だった夏季の川遊びの計画は変更を余儀なくされた。幸いにして、これまで雨の日が多かったため、川に入ることで酷暑を払う必要はなかった。しかしながら、メンバーの多くが奥多摩へ行きたいと考えていたことは、自明の理であった。
これまで用いていた川の代替地となりえる場所を探すこと一月。なんとかそれまでに適切な場所を、秋川渓谷の一角に見つけ、予約を取ることにも成功していた。
さて。この日集まったのは、スタッフを含めて20名のメンバーたち。全体的にみても、最近では珍しいほどに年長メンバーの多い日である。この日は南武線が遅延していたため、遅刻してくるメンバーもいたが、それでも10時30分ごろには全員が武蔵五日市駅に集合していた。それからわずか数分で発車するバスに乗って、目的地、生活クラブ生協協同村ひだまりファームへと動き出した。


〈雨ばかりが降り続いていたこの七月の、久方ぶりの晴れ間。そのためか例年よりも蒸し暑く感じる日であったが、奥多摩の山中の、河川わきというだけあって、そこまで暑さを感じない。キャンプ場へと向かって歩いていく最中にも、崖の下の方から立ち上ってくる冷気が体を包んでいた。急斜面の下には、囂々とは音を立てない、しかしそれでも多摩川と同じ堂々たる様相を感じさせる、秋川が流れている。


〈秋川渓谷といえば、払沢の滝が有名だ。個人的に幾度か行ったこともあるが、反面それ以外の場所については、悲しいかな、あまり有名であるとはいいがたい。
もっとも、それはこの地域の良い点でもあるだろう。先日人と話していてこのことが話題に上ったのだが、同じ東京都内でも高尾山や八王子・滝山城などは観光名所として人に親しまれているのに対し、奥多摩はまだまだ観光名所としては未開の地と呼んでも過言ではない。
殊に武蔵御嶽神社などは、三峰神社よりもはるかに都会に近く交通の便も良いところにあるというのに、人の訪れることは少ないように思われる。昨年ここへ向かった時も、人気ひとけの全くない山中を霧が覆いつくしていて、非常に幻想的な光景を形成していた。
それだけあって、この秋川に接するキャンプ場もまた、人気ひとけの少ない場所だった。もちろん、この日が平日であることが、その一翼を担っているのだろう。平日だというのに、既に幾組かの集団が、川べりにいた。〉

〈この川が行き先として決定したのには、大きく分けて二つの理由があった。一つ目は、このキャンプ場へと個人的に来たことのあるメンバーが多く、情報を比較的簡単に得ることのできたこと。そしてもう一つは、このキャンプ場が、川遊びをすることができる場所だからだ。
もちろん、他の場所でも川遊びは許可されているだろう。しかしながら、このフリースクールのメンバーたちには、ある共通の理念があった。それは、川では可能であれば飛び込みをすること。いつからの風習であるのか、もちろん頑として川にも入らず飛び込みもしないメンバーもいるのだがーーその代表的な例は僕かーー、老若男女、スタッフをはじめとした多くのメンバーたちは、毎度毎度川へ来るたびに飛び込みに熱中して、時間を忘れるほどに遊び倒すのが、恒例行事ともなっていた。〉

〈この日は意外なほどに風が強い。熱中症を防止するため、タープテントを立てていたのだが、それが幾たびも風で吹き飛ばされる。もちろん、その原因は明白だ。河原にテントを張るのは、ほとんど絵空事に近かった。小石と砂礫ばかりの地面では、いくらペグを打ってもすぐに抜けてしまう。ポールが倒れてしまう。
数十分の激闘の末、なんとかテントを張ることに成功すると、その間猛暑の下耐え忍んできた面々が、一斉に川の方向に殺到した。既に気の早いメンバーたちは川へと飛び込み、対岸まで泳ぎ着いていた。〉




〈そこから1時間ほど、昼食時までは、川の上流寄りの場所で遊ぶことが多かった。下流の方は深く流れも速く、安全性を確信できなかったからだ。
しかしながら、昼食前にスタッフが高校生メンバー数名と共に現地を偵察するために出向いたところ、安全が担保されていると確信するに至った。全メンバーがライフジャケットを着用の上、下流方向には泳ぎの達者なメンバーが多く配置され、かつ浅瀬となっている場所がいくつもある。浅瀬と言えども流れはとても早いのだが、年少メンバーであろうとも踏ん張れば流れに逆らうことができることが、既に午前中にはわかっていた。そこで、スタッフ同伴で下流方面での活動が、13時ごろには開始され、僕たちが昼食を食べ終わるころには、既に多くのメンバーが飛び込みを開始していた。〉


※一方で岸では、焚き火を準備、ウィンナーを焼いたりトウモロコシを焼いたりしておりました。




〈今回の活動の後、皆が皆、口をそろえて楽しかったと言ったが、帰りのバスが、電車が30分に1本しか通っていないことは、悩みの種となった。
バス停の前で、炎天の下バスを待つこと10数分。もう少し時間を考えて動くべきだったとの反省点も、大量に出てきた。
もちろん、これからしばらく夏休みに入り、これまでのような活動も、人の多い中ではできないだろうから、しばらく活動が小規模になることは疑いようもない。もっと人気の少ない場所を選んで活動できるのであれば、それに越したことはない。〉

とこんな感じだった先週のヒルネット。
実はヒルネットの春夏学期も今週水曜で活動おさめ。
学期締めの夏の遠出は、いつもは鎌倉や江ノ島となっているけど、今年はどうするかな?
また明日、みんなで話し合いたいと思います!
それではそれでは!



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