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今田

江ノ島の海は今日も快晴


どうもどうも。 先週木曜にて、ヒルネットの春夏学期も活動おさめ。夏休みとなりました! ということで、木曜は恒例の海への遠出。いつもより若干と多い場所へのお出かけとなりましたよ!


一昨年の昨年は鎌倉へ。これは歴史好きのメンバーとわたくしイマンモが密かに鶴岡八幡宮など鎌倉幕府ゆかりの地を歩いてみたかったという理由から。 しかし、さすがに三年連続で鎌倉は飽きたということで、今回は江ノ島&片瀬東海水浴場に出かけることに致しました!


と、ここでハプニング発生! この活動記録の、もはやメインの執筆者と言ってもよいマロがなんとお休みーーーッ!!! なっ! 何をするだァーーー!!!


なんと前日の夜に急に体調を崩してしまったらしく、無念のリタイア。嗚呼、可哀想なマロ。楽しみにしておったのに。。。。。 いや、それは別にしても、この活動記録はいったい誰が書くというのだーーーーッ!!! (いや、フツーにお前書けよというツッコミは無しで)


しかし、そこはマロ君。怒りのマロ君。なんと参加していないのに、あたかも参加したかのような「妄想活動記録」を執筆。 さらには、翌々日、別件で教室で出会った僕から綿密な聞き取り調査を行い、事実に基づいた「活動記録」も執筆してくれました!


ということで、マロ君の「妄想記録」については、こちらのnoteの記事を参照(よろしければ他の記事もご覧くださいね)。 さらに、当日の活動記録としても、以下、いつも通り随所に引用させてもらいながら当日の活動を振り返っていきたいと思います!


さてさて、7月20日。当日。 事前の予報では雨の可能性もあったものの、そこはヒルネッターたちに別名「天気のおじさん」と言われている私イマンモが行くのだから当然、晴れる。もちろん晴れた! 吉祥寺で待ち合わせる「レイセン班」と新宿で待ち合わせた「イマンモ班」に分かれて、一路、江ノ島を目指します! 以下、マロ君の文章も引用しましょう。 〈今回僕は、前作「フリースクール妄想日記」で述べたとおり、体調不良で参加していない。そのため、また次の日に教室でイマンモらに会って内容を聞き、活動記録を執筆する予定だった。トコロガ。僕はすっかり忘れていたが、既にヒルネットは夏休みに入っている。教室に行っても当然誰もいない。

そのことを思い出した僕は、活動日記をすっぱり諦めた。だが、何時も書いている習慣がなくなるのは良くないと、そう思って「フリースクール妄想日記」を書いた。だが、昨日(別件で)教室に向かう際、イマンモから「あと少しで教室に着くのなら、待っていてもいい」と提案され、活動記録を書くことにした。その後すぐに教室に到着した僕は、そこで先日の大体のあらましを聞いた。

 2023/07/20、木曜日。僕は妄想でΧαοσが遅れたと書いたが、実際にはそのようなことはなかった。イマンモ達のグループは新宿に、レイセンのグループは吉祥寺にそれぞれ集合して、それ以外のメンバー達も個別に片瀬江ノ島駅を目指した。emmanmo、Χαοσ、COTAさん、パイセン……

 それぞれ別個に行動していたはずなのだが、蓋を開けてみれば皆、藤沢駅で集合した。遅れてくると思われていたΧαοσも、龍角散も時間どおりに来ている。休みなんて、ほとんど――3人しか――いない。〉


なんでしょうか、この駅の建物は。。。。? 私イマンモが江ノ島を訪れたのは、実はおよそ20年ぶり。当時、こんな駅舎だったかなあなどと思いながら、写真をパシャ。 この日のスタッフはイマンモにレイセン、パイセン、そしてイェンディ君です。万全の体制でもって、「すぐに海へ行こうぜーっ」という子どもさん達の声を振り切って江ノ島に向かいます。だって、オラ、江ノ島行きたかったんだもん。 〈そのまま、まっすぐに橋を渡って江ノ島へと皆急いだ。天気予報などでは、気温はこれまでよりも2,3℃低いという。が、それでも遮るモノの無いなか日光を浴び続けていると、やはり暑いらしい。

そのうち皆、おかしな行動をとり始め、ついにはΧαοσ・カッパくんが橋を降りて海に浮かんでいるサッカーボールを獲るに至った。皆、たった10分歩いただけでも熱中症にかかりはじめている。〉


そう。確かにこの日も暑かった! 最近のクッッソ暑さの中では、まだ日差しなどはやわらかな方ではあったけれども、それでも海風の吹かないところでは暑い! 蒸し暑い! ムシ暑すぎる! 〈そのまま急いで橋を渡りきると江島神社へと向かった。そしてイマンモの呼びかけによって皆が集合する、はずだった。そんなイマンモから遠く離れすぎていたΧαοσ、カッパくんが別行動を取り始める。〉

ほんとに集団行動が大っっ嫌いなヒルネッターの皆さん。まあ、しょうがないよね。俺も嫌いだもん。よく勝手に「行方不明」になって家族に怒られてるもん。 そんなことを思いながら、別行動をとっていきなり海岸に向かってしまったΧαοσとカッパの行動を容認。ケータイがある時代でよったですよね。 他メンバーは江島神社めぐり、汗をかきつつ階段を登り、展望台のある場所まで辿り着く。 展望台は無料だと思ったら勿論そんなわけはなく、「500円も払ってられっか!」とこちらをスルー。そのまま歩き出すと、なんかカッコ良い竜宮が現れた!

なんとこの竜宮大神。北条時政ゆかりの神社。 なんでもこの地で子孫繁栄を祈願した北条時政の前に大蛇(龍神)が現れ、その成就を約束したのだとか。北条氏の家紋の三角形の重なった図は、実はこの時の竜の三つの鱗を模して作られたものなんだとか。 歴史好きのイマンモ、実はこんなところで不意に時政のオジサンに会えて独り喜んでおりました。


が、罠はそこに潜んでいた。 神社を巡ったら、そのままぐるっと島を半周して元の場所に戻る予定だった我々。 だが、熱中症にやられそうな暑さのなか、ボケーっとした頭とその足先は、なぜか海岸を目指すことに。 〈あまりの暑さに皆の行動がイマンモの予想を超え始めた。そんな彼らに影響されたのか、「ついうっかり」島の反対側までイマンモは進んでゆく。この酷暑の中、帰り道がより長くなるというのに歩き続ける。


いやー景色は良かった。それは認める。認めざるをえない。 砂浜だけじゃなくて、岸壁に打ち寄せる海をじっと眺めるのも良い体験だ。 素晴らしい海だった。 暑ささえ、なければね。


一旦、足を止めた後、来た道を戻る道程は辛い。。。。 しかも、海に「降って」しまったからには、再び島を「登る」必要がある。。。くっそ暑いなか。 「イマンモの方向音痴!」 「誰じゃい海に行こうなんて言うたんわ」

「NO! 何もかもイマンモが悪いネ!」 「というか、多分レイセンが悪い」 「じゃあパイセンとイェンディが悪い」 「どーでも良か! ワシは今、モーレツにクーラーがあるとことに行きたか!」 「あはは、はははははあはは!(狂ったような笑い声)」

「おい、もう帰るか。。。。」 「イヤじゃーイヤじゃー。ワシは海で泳がずに帰ったら死ぬ身体なんじゃー!」 。。。などなど。醜い罵声を島に響き渡らせつつ、なんとか江ノ島を脱出。 橋を渡ってすぐ近くの片瀬東海水浴場に到着する。 〈ついに砂浜へと辿り着き弁当を食べた後、皆が海へと入る。あまりの暑さに耐えきれなかったのか、殆ど全員が躊躇わず海へと突入。残ったのは、海へ入らずただただ穴を掘るメンバーのみ。〉


海に入った途端、ご機嫌になる皆さん。 いやー良かった良かった。海は広いな大きいなー。そして何より涼しいなあー。 海水が鼻に入ろうが目に入ろうが何のことがあるらん。 この快適さ! ゆらゆらと海に揺れる心地よさ! 大波を頭からかぶってリフレッシュ!


一方、砂浜では、「職人」たちが必死の作業をしていた。マロ曰く、「ただただ穴を掘るメンバー」。 何が彼らをそうさせるのか、突き動かすのか。砂浜を掘り進め地下を海水に辿り着きアサリをゲットするメンバー二人。


〈そんな彼らに続いて、普段は川に入らないイマンモやパイセンも率先して海へと入った。二人とも付けていた眼鏡を外して、手に持って海へと入る。そこは、さすがに眼鏡歴20年越えのイマンモ。海の中泳ぎ回り波を何度も何度も被りながらも、決して眼鏡を手放さなかった。

そして、悲劇はこの後起きる。イマンモと同じように眼鏡を手にして泳ぎはじめたパイセン。だがイマンモよりもはるかに若い彼は、海を泳ぎ回る龍角散に気をとられ、その一瞬で波に眼鏡を掠われてしまった。

波に掠われたその眼鏡は8800円。青い海の中。パイセンの慟哭が、聞こえたとか聞こえなかったとか。

後日、イマンモは言った。「眼鏡歴20年越え。学生時代から眼鏡を付けている僕に対して、眼鏡を10年も付けていない彼が同じことをやろうとして失敗しても仕方がないだろう。」と。〉 付け加えるなら、イマンモの眼鏡歴は20年どころかその倍の40年近く。 ま、その辺の新人諸君とは別様の「技術」を獲得しておるのだよ。(なお眼鏡を外すと人間と埴輪の区別もつかない模様)


〈そんなパイセンは沖に出すぎて龍角散と共に管理人からきつく叱られたりもしたようだが、特にそれ以上のことは起こらなかった。皆が率先して海に入ったために、龍角散の被害はまったくと言っていいほどなかったようだ。〉


そして、本日のメインイベント。 「職人」たちは何故、砂浜に穴を掘っていたのか? その答え合わせをしてくれる男が、ここに登場する。その名は龍角散。 〈そうして海から出てきた皆の中から、せっかくだからとトラたちが掘った穴に自発的に入った龍角散。彼が正座で中に座ったとき、ミーちゃんたちに土をかけられ、水をかけられて埋められてしまったという。間違いなく、今回の活動で一番のネタだ。〉


最初はニコニコ笑っていた龍角散。 しかし、徐々にその笑顔が引き攣っていく。。。。

「あれ・・・? これマジで出られなくなるヤツなんじゃ。。。。」 悪魔のごとき、ちびっ子ヒルネッター達の残酷なる所業に恐怖する龍角散。。。 「ちょ、ちょっと待て!」


。。。とか何とか言いながら、もちろん10分後には余裕で脱出してましたけどね。 こういう「遊び」は川ではできない。砂浜の醍醐味でもありますな。


〈その後、近隣に更衣室がなかったなどとハプニングも起こったようだが、海の家の管理人の好意で、着替えのみならと料金を4分の1にしてくれたという。感謝しながら500円を払って着替える彼らを、イマンモ達一部の人は2000円を払ってシャワーを浴びて、ジュースを飲みながら眺めていたとか。

 そんなこんなで今学期の活動は終了。次の活動は9月からだ。本当は8月下旬にフリースクールメンバーによる1泊2日の旅行が実施されるのだが、残念なことにその日は予定が入っているため行くことは叶わず……次の活動の際こそ、三笠公園へと行きたい。〉



ということで、ヒルネットの春夏学期も活動おさめ! あっという間の4ヶ月でした!


ただ、実はマロの文章にもあったように、この夏休み、実はお泊まり企画が進行中。 宿の予約の関係で、8月下旬になってしまうが、宿泊込みのお出かけ探検活動を行う予定です!


それまでは、みんな暑さに負けず、楽しくのんびり夏休みを満喫してねー。 それでは、それでは!




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