日暮里の駅前は外国人多く、日暮里の待ちはグローバルな盛り上がりを見せていた。
東南アジアを旅行しているときに感じるような下町の活気なのか、それとも観光地化された昔の街なのかは分からない。改札の前では様々な言語が飛交い、言葉が聞こえないのは喫煙所くらいである。
電子マネーを持ち歩いていないのだろうか、スーツ姿の中年の部下3人に囲まれた、紺色スーツの中年の男性は、大人3人のサポートを受けながら切符を購入している。
錆びた鉄のフェンスと、自動販売機のために往復する若者が視界に入ってきたかと思って目をそらすと、空に映るのは高層マンションとスカイライナーの大きな駅。
子供達は日暮里のお散歩マップを手にして、駅から外の街を眺める。
観光案内所ではなく、パンフレット置き場に置いてあったので、たまたま手に取っただけのこのマップから、フィールドワークが始まったのだ。
というわけで、今回の活動報告です。
20に開催されるすぎなみ舞祭りにて出店する為、アクセサリー作りに買いに、やってきました繊維街。
「アクセサリーに布使うから、布買いに行こう。」
という発言から生まれた、今回の活動。
ワーク&エクスペリエンス(カタカナだとちょっとダサい)ということで、仕入れから販売までを一貫して行う為、本気で布(お祭りで売るものを作る材料)を仕入れに来た訳ですが、
布布布の布祭りで、そこらじゅうが布だらけ。
「この布が良い!」「こっちのも手触りが良い!」
と、大量に押し寄せる布に圧倒されながらも、普段目にしない布の大軍に興奮していました。
(写真のような布に関係する小物や、加工品、道具まで、幅広い布関係の物がたくさんあります。
「まてよ、これを買って、高くして売れば良いんでは無いか?」
という、斬新な誘惑に駆られながらも、そこは誘惑に負けずに各自の手作りアクセサリーを目指しています。
色々な服をの型もあり、街には手作りであろうおしゃれな服を着ている方々がたくさんいました。
そして突然、、
「私ちょっと、残酷なもの見つけちゃった!!」
と目を逸らす乙女のEさん。
そんなEさんが見たのは、、
そう。
日暮里繊維街には皮を扱っているところも少なくなく、毛皮はもちろん、革製品加工の道具まで、幅広い品々が揃っているのです。
確かにいきなり見たらびっくりするかもしれませんね。
隊長の事前調査のおかげで、みんな大好きローラー滑り台のある公園で昼食を食べて休憩します。
ターザンロープなんかもあり、食べた後は少し休んでから遊びまくります。
幼稚園帰りの子供達が集まってくると同時に、いざ仕入れ再開。
「小さいものを作るんだから、柄が小さい方がいいのでは?」
「この生地の素材はなんだろうか。」
と、真剣に仕入れをする方々、隊長はも自分のアクセサリーづくりの仕入れに行きました。
どうやら、大澤先生は皮の紐を使ったアクセサリーを作るようですね。
無事に仕入れを済まし、太田道灌のいる駅まで戻ると、K君が何かに気づきました。
「S君さっき選んでた材料買わなかったの?」
「うん。よく考えてもう一回買いに行く。」
「え!買っちゃえばよかったのに!」
「別に良いんだよ。」
みんな各々真剣に自分の挑戦したいことを考えているんですね。
大雑把に見えるS君は、誰よりも最後まで仕入れについて考えていました。
皆のアクセサリー作りが楽しみですね。
それではこの辺で。
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