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  • 今田

御岳山は今日もサイコー(登山好きには)


タムラマロは激怒した。必ずや、かの邪智暴虐のイマンモを何とかせねばならぬと決意した。


どうもどうも。

ということで、先週の「活動記録」も、未だギリギリ12歳中学生メンバーのタムラマロ君の筆をもって追っていきたいと思います。ちなみに先週は御岳山に元気に?登ってきましたよ。

が、上記のようにタムラマロ君、怒っています。何で怒ってるかって? それは本文を読みながらお考えください(笑



〈今日の行き先は御岳山、第二目標は御岳神社。おそらくは、来週木曜日が 2 月 23 日天皇誕生日。必然的に月末の奥多摩行きはなくなったかのように思われた。

いつものように集合場所は青梅駅。今回は、だれ一人欠けることなく集合するこ とが出来た。御嶽駅で降り、ロープウェーのところまでバスで移動。その後ロープ ウェーで御岳山に上った〉


〈さて、今回はあまりに事件が多かった。特筆すべき事も多い。そのため、これだけの長編となってしまったこと、ここでお詫びいたします。

また、現場にいた僕の心情をもとにしているため、若干の誇張表現があるやもし れませんが、それはそれ、これはこれということで楽しんで読んで頂けると幸いです。

御岳山駅から外へ出てみると、意外にも雪がある。おそらく昨日頃に造られたと 思われる雪だるまを発見した。拾った棒でつついていると、僕とは丁度反対方向に 倒れていった。一体誰だ? 雪だるまを倒した奴は。〉


〈皆の足並みが揃うのを待ってから、各々歩き出す。しかし、この御岳山はあちこち脇道があり、そのどれもが同じ所へ最終的には着くという有様。そのために、せ っかく集合したというのに皆バラバラ。斜面を進んだり戻ったり上ったり下ったり。 紆余曲折ののち「夫婦杉」の前で全員の集合が叶った。〉


〈「夫婦杉」は右手の「男杉」、 左手の「女杉」との間に板が張ってあり、この間を夫婦で通れば円満になり、また 男性は女杉、女性は男杉を触ると良縁に恵まれるとされている。 ところが、なんてこった。 勘違いして、僕は一人で男杉を触っていたのだ......明らかな失敗。そのうえに、ハ ラッパラッパーにナ⚫︎⚫︎さんと手を繋いで通ってしまっている。男三人で夫婦円満 になる......?

男同士で夫婦......しかも 3 人?夫と婦と......あと一人はなんだ? 〉



〈その後、トラさんやカオス君、ミッツ、ヨッシーたちが先行しすぎて後続組の僕 たちが路頭に迷ったり、急な坂で後続組が付いてこなくなり、それを待つ間に体力 が吸い取られてしまったりした。が、結局無事に御岳神社まで着くことが出来た。〉


〈御岳神社には着いたが、予定によると寄るのは帰りとなっているため、一足先に 「ロックガーデン」を目指すことになった。が、やはり他の人たちが遅れている。 その時間を活かして、ハラッパラッパーと僕、カオス君、コー⚫︎先輩で「ヘリポー ト」を目指して進む。距離的にはたった数 100 メートルだし、イマンモも「ここに 戻ってくる? じゃあ待つ。」と宣言してくれている。〉

〈安心して進むと見晴らしのい いところへ着いた。が、僕たちが見とれていてもハラッパラッパーは足を緩めない。 更に進んでいくあとを慌てて追う。氷まみれで非常に滑りやすい地面や、泥場を進 むと東屋が出てくる。見晴らしが良い。山頂付近にあるために遠くの町が見える。 近くの山が見える。いくつもの真新しい木の几とベンチがあり、さんさんと日光が 降り注ぐ。〉


〈これはいい、ここで昼食を摂ろうと異口同音に皆が口を揃えたことで、ハラッパ ラッパーがイマンモに電話をつなげた。当然、肯定的な発言が返ってくると思って。 が、実際に返ってきたのは「今移動中。当初の目的地へ集合せよ。」というものだ った。「ロックガーデン」がどんなに良いところだとしても、ここにははるかに及ばないだろう。肩を落としながら後を急いで追う。が、イマンモたち。僕たちがうつつを抜かしていた間、容赦なく切り捨てて先に進んでしまっている。ついさっき 「ここに戻ってくる? じゃあ待つ。」と言っていたくせに。実際には僕たちをおい て先へ先へと進んでしまっている。僕たちだけで別行動することも考えたが、すで にイマンモへの連絡が繋がらなくなっている。どう足掻いても、ここから移動しな ければならないようだ。泣く泣くこの場所を後にした。〉

ほほほ。でも、ヘリポートでご飯食べることにしたら、ほとんど山登らんと帰ることになってたやーん(byイマンモ言い訳)


〈集合場所のロック・ガーデンを目指して歩いて行く。狭い道、足場の悪い道を。

疲れ、皆で進行方向めがけて「お~い」、「やっほー」声をかける。すると、なにを 言っているのかはわからないが誰かの声が返ってきた。エ⚫︎さんやらトラさんの声 に聞こえる。俄然やる気が出て、また歩くと、大きな岩を登っていく皆とレイセン の姿が見えてきた。

そこでイマンモを発見し早速苦情を言う。内容は以下の通り。 「こんなところよりも、絶対にさっきの所の方が良かった」 「いやさぁ、帰りに御岳神社寄るから」

「さっきのところの方が近かったよ?」 しばらく僕がイマンモを責め続けると、レイセンに「この岩登ってみ」と言われた(イマンモ注 いわゆる天狗岩です)。 冷たい鎖を握りしめ登っていく。思ったよりも長く登り戻りたくなったが、後ろに レイセンが着いてくる。戻れない。〉

〈僕は高いところが苦手である。普通に動けるのだが持ち前の想像力を活かして落 下することのみが頭の大半を占め、初動の遅さによって致命的になるまで動けない。 このことを高所恐怖症と呼ばないだろうか。大事なことだから繰り返し言うが、僕 は、高い、ところが、嫌い、だ。〉


〈そのまま動けなくなってしまい、荷物も全て下に置いてきてしまっている。手の 感覚がなくなるほどに強く鎖を握りしめ、一歩一歩下りてゆく。なんどもバランスを崩し、一歩でも間違えれば地面へと叩き付けられてしまうという状況が何度かあり、ようやく下に下りた頃には、皆最終目的地「ロック・ガーデン」へと向かっていて、もう姿が見えなくなっている。また慌てて追うと河川敷で皆が昼食を摂っているところへ到着した。不満だ。ベンチもな い、川があって寒い。そしてなにより狭い!〉


〈トラさんやヨッシー、ミッツ、ハラッパラッパー達に続いて川の上流を目指す。 ここの川は、たまに綺麗なつららを見ることが出来る場所。山道が凍っていて何度 か危うく転倒しそうにもなったが、だれも落下せずに上流まで歩き詰め。そうしていると先行していた誰かが声を上げる。

「あ、さかな!」 その一言でたちまち皆が色めき立つ。幸い見つかったのはごく浅い、水深 5cm も

なく流れも穏やか。川というよりも、どちらかと言えば「沢」といった方が良いかも知れない。そんなところだ。皆で下流に、拾ってきた石や枯れ葉、倒木、枝など でバリケードを造り、魚が逃げないようにする。僕はいつものように隙間に砂利を 詰めて完璧な堤防にするつもりだったのだが、手で辺りを探っても、なにも取るこ とが出来ない。地面全体が氷結していて到底何かを手に取れる状況ではなかったからだ。

結局魚は逃亡。捕まえに入ったヨッシーとミッツが足首まで水にどっぷりつかっ……… たものの、それ以外の事故は特になかった。(なお、僕がこの日記のネタを作るためにレイセンやイマンモを川に突き落とそうと画策したり、岩によじ登ったり、イマンモを不意打ちしたりしたことは内緒である。)

僕のように偶発的に水に落ち たならばともかく、自発的に水に入ったのではネタに出来ない。それがとても残念 だ。〉


〈そんなことをやっていると、不意に脇を、リュックをしょったイマンモが通りす ぎていった。その後にもナ⚫︎⚫︎さん達がぞろぞろと更に上流を目指して歩いて行く。 慌てて追いかけようとして、ふと、なにかが頭の端をかすめた。はて、なんだ。そうだ、リュックだ。僕たちのリュックははるか下流にある。道は凍結しており走ると転倒することは確実である。ゆっくりと歩いて荷物を手に取った頃には、先発グ ループの影すら見つけることが出来なかった......。

地面が氷結していることすらも忘れて走ること数分。魚を囲んでいた場所の上流 数10 メートルのところに人影を見つけた。カメラを構えているレイセンだ。他のメンバーもきっと近くにいるはず、慌てて登り切った。

はい、大間違い。誰も近くにいない。意気消沈し、また皆が集合するのを待って 歩き出す。ウン10 メートルもある不自然な形の大木を横目に、ひたすら上流目指して歩いて行く。

すると、またもやこの声が。「あ!またさかな!!」この一言でたちまち皆が配置に就く。大きな岩の下、反対側から棒を振って追い込むヨッシー、動体視力を活かして魚を探るユ⚫︎⚫︎ク君、いつの間にか鞄から取り出したガラスケースを手に、 捕まえようと孤軍奮闘するミッツ。これ以上ない万全な体制。しかし思ったよりも 魚は素早い。当初は岩魚か山女魚だと思われていたものの、この魚はフナだった。

思ったよりも大きかったこと、追い立てる際に大量の土煙が発生してしまったこと により、闘いは千日手へと突入した。最初の頃は見ていた僕たちも、だんだんと飽 きてレイセン、トラさん、僕の順に戦線離脱。結果を知ることなくイマンモ達の後を追う。(結局、やはり魚を捕らえることは出来なかった模様)意外にも数分で追いついた。〉


〈が、着いてみるとおかしい。皆が斜面の方を気にしていて、チー君が動画を撮っている。つられてみてみると、なんだあれは? 斜面のはるか上にナ⚫︎⚫︎さんとマイマイが。地上との中間地点にトラさん、カオス。一体これはなにをやっているのだ? なにかはわからないが、僕はヒルネット人である。

さて、ここまで書いたらおわかりの方もいると思う。僕が「ヒルネット人である」 と主張するときは、大概なにかをやらかすときだからだ。僕は初動が遅い。少しで も自分から考えて行動できるようになりたい。そのため......

突撃だ。勇猛果敢に猪突猛進、切り込み突撃。なにも考えず、ひたすら前に進むのが、僕がヒルネットから受け継いだヒルネット魂というものである。

全力で走り、そのまま勢いを付けて斜面に跳びのり、そのまま登り始める。登り 初めて 1 分後、僕は先人者の心境をおもんばかっていた。

なぜって、まったく登れないのである。地面は落ち葉で埋め尽くされ、その下に ある土も酷く軟らかく、まるで足場にならない。登っても、すぐに落ちてしまうの だ。最初に登ったとき、足場をなくして滑り落ちてしまったとき、ただひたすらに前に進むことだけを考えていた。滑り落ちても、また登り始めて、ひたすら前だけを見て、ついにカオス、マイマイのいるところまで到達した。〉


〈その場所は大きな倒木があり、その木も地面に深く食い込んでいるためにずっと 休憩していることが可能なのだ。休憩をすることで余裕が戻ったのか、僕が来たときからマイマイがまったく移動していないことに気がついた。ナ⚫︎⚫︎さんは既に頂上に到達しているのに、である。しかし、登り始めて納得した。手掛かりが殆どな いのだ。ここまでではあちこちに木が生えており、登ってくるのが容易だった(た まに脆い木があり、トラさん達が体重をかけるとたちまちにして折れてしまったが。)。しかし、ここから先は大きな木はあれども、手掛かりとして最適な「程よい木」がない。むしろナ⚫︎⚫︎さんがどうやって頂上まで達したのか気になるが、そ れはいつものように「超人だから」で済みそうでもある(ナ⚫︎⚫︎さんは、よく東屋の天井に足だけでぶら下がったり、ジャングルジムや滑り台の縁にもぶら下がったりしている。さらに、木に軽々と登っていったり、柵を障害物などないかのようにあっという間に越えたりもしてしまうのだ)。

が、僕たちは「超人」ではない。故に、これ以上登ることが出来ない。また降りることも出来ない。登れないことがわかったため降りようと思って下を見てしまい、 僕の「疑似高所恐怖症」が発症してしまったのだ。とても降りられない。どうしようか考えていると、不意に斜面の上の方で動くナニカが見えた。〉


〈(クマか?) そう思ってみてみると、意外にも見えたのは人だった。ナ⚫︎⚫︎さん。 山の斜面の上に立ち、なにかを言った瞬間、ふっと、姿が、消えた。 かと思うと、また下の方にあらわれては消える。そのころになって、ようやくわかった。いや、おそらくは既にわかっていた。ショックを受け信じたくないからこそあえて理解しなかったのでは? それに、このことを言葉で表すとなると、かなり 難しい。

が、これは日記でもあることだし、あえて簡潔に記述しよう。滑り落ちてきたの だ。途中に大木や草、枯れ葉の散乱する障害物満載のコースを滑り落ちてきたのだ。

いやたしかに来るときも道路で僕の方へ転がってきてましたね。ええ。そのときにうっかり腰を蹴飛ばしてしまいましたね。でも、危険度は段違いじゃあないです か? (また、この後のことだが、どうもここで体を痛めたらしく、帰りには道路を転がっては行かなかった。ま、坂道で下に人がいなかったら、そのまま転がって行っちゃうからね。行きで転がったのは、最先頭を進んでいて真下に僕とレイセンが いて、フル装備の男性三名からなる登山集団が見てたからかな?) 〉


〈ともかくそのようにして、ナ⚫︎⚫︎さんは地上へと戻った。取り残されたのは僕とカオス、そしてマイマイ。カオス君は普通に降りることが出来るだろう。僕も身体能力には自信がないが、百歩譲っても頑張れば降りることが出来る。ではマイマイ は?

この後、なかば落下しながらも何とか地上へと戻った僕とすれ違うようにして、 トラさん、ナ⚫︎⚫︎さんからなる救援隊が斜面を登っていったのだった......〉


〈一方、僕たちが斜面の上で絶望していた頃、なんと素手で魚を捕らえた猛者がい たということだが、それは僕のあずかり知らぬところであった。また、ユ⚫︎⚫︎ク君 がナ⚫︎⚫︎さんの後を追うように斜面から転落していったのも、余談である。〉


〈心身共にぼろぼろになってしまった我々であるが、まだまだ先は長いのだ......! と、再び先陣切って歩き出す。目的地は綾広の滝。標高が高くなるに従って、どんどんと地面の氷結している割合が高まっている。そのため、河原の岩の上を跳ねているミッツたちもいる。何回も転倒しそうになりながらも、めげずに歩き続けると、 ようやく綾広の滝に到着した。鳥居を前に一礼して、入る。

冬ということもあり水が凍っていて、つららに光が反射している。荘厳で、絶景 だ。だが、僕たちの最終目的地は、ここではない。旅行は帰るまで終わらないのだ。〉


〈各人で参拝した後、バラバラに次を目指す。目的地は御岳神社。だが今度は本当 にバラバラになってしまった。第一グループにイマンモ、僕、ミッツ、ユ⚫︎⚫︎ク君 が。第二グループにはハラッパラッパーに、ナ⚫︎⚫︎さん、マッチーたち。レイセン を中心に構成されている第三グループには、ワサンボンやエ⚫︎さんが含まれていた (らしい)。

しかし。御岳神社までは 1.8km。その途中で既に皆息絶える寸前。そのため、僕 がかなり強引に提唱した「ヘリポートの先の東屋で休もう」とのことにイマンモも乗った。素晴らしい景色を再度眺め、神社へ向かうつもりだったのだ。

トコロガ、 帰ろうとすると向こう側から人影が跳ねてくる。唖然としている僕たちの脇をナ⚫︎⚫︎さんが通りすぎて行き、ヘリポートにはトラさん、カオス、マッチーたちが座ってくつろいでいる。このままでは到底すぐには神社へ寄ることが出来ないだろう。〉


〈皆が満足するまで休み、また歩き出した。休んでいる間の雪合戦に巻き込まれかけたりして、満足に休むこともなく進む。もう歩けない。途中からふと気がつけば、 皆が太い枝を杖代わりにして歩んでいる。僕も、そうしよう。手近の枝を拾うと、地面に着けただけであっという間に割れた。腐っている。早いこと別の枝を見つけ なければ。そうしていくと丁度良い硬い枝が見つかった。

【中略】さて、御岳神社に到着した。が、皆素通りしていく。まあ当然だろう。皆疲れて いるところでわざわざ寄り道してまで神社に参拝しに行く神経がよくわからない。 それに時間もかなり押しているのだ......

と、思いきや。ハラッパラッパーが僕たちを尻目に神社の中へと入っていく。 「そこにレイセンいるから」と。

言われて改めて見てみると、確かに下の土産物屋にレイセンがいる。それも途中から姿が見えなかったミーちゃんやユ⚫︎⚫︎ク君とも一緒に。【中略】と、そうしていると皆が追いついていて、ユ⚫︎⚫︎ク君が木刀を持って出てきた。 どうやら二軒まわって、2500 円だったところがこの店では 2200 円だったようであ る。が、ユ⚫︎⚫︎ク君はギリギリまで値切るつもりらしい。

「2000 円なら、今すぐ買うことが出来ます」と言った後、

「じゃあ 2000 円で良いよ」と。優しい店主のため 500 円分得をすることが出来た ようだ。〉


〈皆が再集合するのを待って、また歩き出す。と、気付けばハラッパラッパーがヨッシーを背負っている。それを横目にどんどんと歩いて行く。杖の効果は抜群で、 あっというまに後ろの人たちを引き離す と、不意に後ろが騒がしい。振り返っても最初はよくわからない。目をこらしていると、なにかが転がっているのが見えた。どうなったのかは今以て謎だが、ヨッシ ーを背負っていたハラッパラッパーが突如転倒、二人揃って地面に投げ出されたと か。かなりの急勾配、それもコンクリート舗装された道路だったために怪我の心配 があったが、どうやらそれはなかった模様。〉


〈もうすでに皆歩くことすらままならないのだ。そのまま、ひたすら歩き続ける。

行きではイマンモを攻撃して奇人ポイントを 30増やし、85とまでしたのだが、もうそんな余力は何処にもない。歩くだけで体力が漏れ出しているような気がする。 もう、駄目だ。

ひたすら歩く。 歩く。なんのために進むかはどうでもいい。もはや既に、歩くこと、それ自体が。 手段が目的として置き換わってしまっている。

ひたすら歩きつめて、ようやくロープウェー乗り場まで戻ってくることが出来た。 皆息絶え絶えで、杖がなければ立てないような有様。それなのに、ロープウェーの 待合室。暖かい部屋。その扉には「凶器、危険物の持ち込み禁止」の張り紙が。

僕たちが使う杖は、体重をかけても早々折れない、硬く重い枝である。十分に凶 器としての使用が可能だ。

おそらくではあるが、持ち込めばつまみ出されるだろう。そこらの山中に遺棄し なければならないようだ。〉



さて、ここからスタッフ結構焦っていたため写真撮り忘れ。タムラマロの文章のみでお楽しみください。

(さらに、ここで驚愕の事実が明らかになった。このとき、ある少年のスケジュー ルが根本的に覆されていたのだ。

その少年のこと、皆様に紹介していこう。その少年のニックネームは「ミッツ」。

今回は、遠路はるばる「飛行機に乗って」鳥取から参加をしている。解散後は、ある駅で保護者の方と合流、飛行機で鳥取まで帰る予定だったのだ。

ところが。駅まで急いで帰る途中の休憩場所として、よりにもよって見晴らしが 良いヘリポート周辺を選択してしまったのだ。あまりに良い環境だったため、皆が そこで過剰なほどの休息をしてしまう。事の発端は、そこから既に始まっていたの だった......

皆が休憩を終えて、重い腰を上げた頃には予定時間をはるかに超過。第二目標で あったはずの御岳神社に行く余裕すらなくなり、急遽駅まで急ぐ。

が、皆の足取りが重いのに、急いで駅まで辿り着くことができるはずもなし。 我々は、山を下りるために乗り込む予定だったロープウェーを 1 本逃してしまった。 そしてそのことが、後にある冒険行為を生み出すことになるのだ。

ロープウェーを 1 本逃したくらいでは、たいして時間は変わらない。山の麓へと着くのに 20 分ほどの遅れが出るだけなのだ。しかし、我々は山をなめていた。正確に言えば、山の気温。さらにいえば地理的要因を。

東京都の中では、奥多摩は五指に入るほどの田舎だ。このことは皆も周知の通りだろう。電車は 1 時間に 1 本しかなく、何より広い。駅まで辿り着くのにもかなりの時間を要する。「ケーブル下」駅にあるバス停と、御嶽駅前のバス停との間を行き来するバスは、1 時間に 1、2 本程度。ロープウェーを 1 本逃せばバスも 1 本逃すことになる。そして、バスを 1 本逃せば電車も 1 本逃すことになるのだ。

最初はたった 10 数分の遅れだったのが、つもりに積もってなんと 1 時間以上の 遅れへと変貌してしまう。

我々は見事それに引っかかり、このまま行けばミッツは鳥取へと帰れなくなって しまうかもしれないのだ。

ここで我々ヒルネットメンバーと、スタッフ。肩を並べて共に頭を悩ませる。一 体どうすれば、今日中にミッツを鳥取へと送ることが出来るのか。

ケーブルカーでもって麓へと下り、僕が手を洗って血糊を洗い流し、傷口を洗浄 してもまだ会議は続く。

やがて我々は一つの結論へと達した。

「すみませ~ん!」 車が止まる。駐車場から出てきたばかりなのだが、ハラッパラッパーが呼びかけた

ため停車している。 そのまま数分。ハラッパラッパーと運転席にいる人との話は続き、ついにはイマ

ンモもハラッパラッパーと共に話をする。 しばらく待って、ようやく話し合いは決着が付いた。ハラッパラッパーがミッツを呼びに来る。そしてミッツを伴って、その先ほどまで話し合っていた人の車へと 乗り込んだ。

そう。我々が思いついた、ミッツをなんとかして鳥取まで返す方法。それはズバ リ「ヒッチハイク」なのだ。余所様の車に乗って、ミッツと付き添いのハラッパラッパーは僕たちの視界から消えていった。

(後にイマンモに連絡が来たのだが、曰く「電車には間に合った」そうだ。これ によって、鳥取へと帰れなくなる事態は避けられた。)〉


〈その後、何とか全員無事に帰宅することは出来たようだ。けれども予定よりかは遅く。それによって、なにかしらの弊害が出ているのではないだろうか。例えば僕だが、僕は帰ってくるのが遅すぎて、当日中に日記を書き終わることができなかっ た。この文章を書いているのは 2 月18 日なのだ。そのため 16 日の話ではないが、もう少しネタを混ぜよう。この日記を書くに当 たり、できる限り正確に、わかりやすく書くべくイマンモに「ニックネーム表」を もらった。これによって、これまでの「名前を間違えているかもしれない→間違えていたら嫌だ→だからその人を日記に出さない」といったことがなくなる。 皆の正確なニックネームが知れたのは、より日記を盛り上げるためには必要不可欠だ。とはいえ、全員を出そうとなると、今回のようにとてつもなく長くなってしまうかもしれない。 これは読む方も大変だろうが、絶対に一番疲れているのは、この僕であることをここに明言してみよう。これまで頑張って書いてきたが、ついに力尽きてしまう。 ほかにも、ユ⚫︎⚫︎ク君がニックネームを「龍角散ユ⚫︎⚫︎ク」としたり、ネタはまだ ある。が、そのネタの保有する面白みをこれ以上は引き出せないと思うので、ここで筆をおく。

この日記だが、過去にない大長編となってしまったこと、 改めてここにお詫び申し上げる。〉


いかがでしたでしょうか? タムラマロ作「怒りの御岳山ハイキング日記」でした。


ということで、今回の御岳山ハイキング。

タムラマロは「死にかけ」てたみたいだけど、より悲惨な?ハイキングを何度か「お出かけ探検活動」で体験したことのあるイマンモ及び最古参メンバー的には、そこまでではなかったんですけどねー!


来週は木曜はお休み。

たまには教室活動の様子なんかをタムラマロに?レポートしてもらおうかな!


それでは、それでは!


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