どうもどうも。先週のヒルネット。 まずは教室の様子から。
最近は結構ほんとにGirlsたちも増えたヒルネット。ある朝の光景。 なんと教室にいるのが女の子だけという時間帯が現出。 スタッフはオッサンばっかりだけれど、これもOGメンバー(大学生)やお姉さんメンバー(高校生)のおかげかな。
もちろん、11時ごろにはには続々、男の子メンバーたちも到着。
昼過ぎには井の頭公園に恒例の「散歩」に出かける。
そして、いつものように春先の動物たちをゲットだぜ!?
神田川上流の生態系もチェック。。。してるわけでもないのか? 何しとるんだろか?
かと思いきや。雑木林に怪しげな「罠」を仕掛けておるメンバーもいたり。 (見事引っかかったメンバーもいたものの、そのメンバーのイノシシのごとき突破力によって、かえって罠作成者が手を負傷。。。。)
と、こんな感じで先週も井の頭公園を満喫しておったメンバーの皆さん。 そして、木曜日。 この日は、近年、恒例行事に近くなってきている、「多摩川化石発掘ツアー」に出かけて参りました。 集合場所は小田急の和泉多摩川駅。 今回は、「化石」だけじゃなくって、ちょっとキレイな「石」なんかも発見したいなあとイマンモは密かに期待しておりました。
ということで、今回もご存じマロ君(13歳)の文章で当日の活動を振り返りましょう!
〈本日は多摩川で化石を拾う。ヒルネットでは最早定例行事となり、1年に1回は必ず行くという。そんな活動なのだが、僕自身が行くのは初めてだ。集合は小田急和泉多摩川駅。炎天下の中、遮る物のなにもない河原で行うということで、水を買いにレイセンや龍角散、Χαοσらはコンビニへ向かった。540ml入りペットボトルの税込み108円という値に対して、2L入りペットボトルの税込み112円という安さに驚嘆し、買い込んできた彼らは後々その重さに嘆くことになる。〉
〈どれだけ待ってもやってこないemmanmoを置いて、多摩川へと向かうことになった。いつものようにパイセンが待つわけでも、ない。emmanmoはもう中学三年生。1人で来ることができるだろう。〉
※イマンモ注:大幅に遅刻したemmanmoさん。この辺りの河原は毎年、水の増減が激しいため、毎年、光景が全く変わってしまうんですな。だから、ちょっとスタッフのパイセン含めて合流できないだろう、大幅に遅刻するなら、今日は不参加で問題ないと伝えておったわけです。が、emmanmoさん、そこは野生の勘?なんでしょうか、見事、現場まで一人でやってきて合流できましたよ! なかなか成長したもんでありますなーとイマンモは密かに感心しておりました。
〈丁度良い辺りで河川敷へと降りる。2メートルはありそうな流木があり、かなり歩きにくい。そのうち下草があまり生えていないところへ出たので、そこに荷物を置き、ウォーターシューズを履き、ハンマー・ペグを両手へ持って河へ向かう。〉
〈しばらく石を割っていたのだが、どうしたことだかごろごろと化石が見つかる。1つの岩から5つや6つも。10を超える頃になると、だんだん面白みがなくなってきた。〉
※いや実際、古参メンバーやフタッフの僕たちにとっては3回目?の化石掘り。かなりコツをつかんでいるためか、「大豊作」でしたよ! でも初めての、特にちびっ子メンバーにとっては、やっぱり新鮮。多摩川みたいな身近なところで、こんなに化石が発掘できるんだってことを知れたことは「オモロい体験」になったと思いますぞ!
〈Χαοσを唆して、上流方向にあった先ほど見た流木をとってきてもらう。浅瀬でこれを使って泳がせる腹づもりだったのだが、Χαοσは龍角散、カッパくんら何時もの面子で遠洋(?)へと漕ぎ出してゆく。だが待て!川は危険だ。現にレイセンは、川の半ばを超えてはならないと言っていた。
あわてて呼びに行こうとするも、水のせいでなかなか前へ進むことができない。僕はそもそも水に入るつもりはなかった。当然水着や着替えは持ってきていない。太腿まで水につかりながらも、まだまだ先は長い。頑張って進もうかと考えていると、不意に前方で流木に跨がっていた龍角散が叫んだ。「あ、鮭だ!」〉
〈こんな多摩川に鮭なんぞがいるはずがない。ではなんだ。そう思っていると僕の前方1メートルほどのところでプクッと波紋が出た。僕の目の前に、おそらく魚がいるのだ。だが待て。こんなところに鮭がいるはずがない。いるとしたら、なんだ?可能性としては、オオクチバス、ナマズ。それから、ライギョ……? 雷魚はおそらく(というか、かなり)危険だ。噛みつかれたりしたら目も当てられない。しぶしぶと、対岸へ向かっていまなお順調に漕ぎ進めるΧαοσらに背を向けて、岸辺へと逃げ帰る。 彼らが無事戻ってくることができるか、一抹の不安はあったものの、最終的に駆けつけてきたレイセンによって連れ戻されることとなった。 かなり不満そうなΧαοσであったが、イマンモの「ひょっとしたらガーネットか何かが落ちているかもしれない」というつぶやきに押されて石を拾う様になった。ついでに化石採集に飽きた僕も、そこらの石をたたき割って石英を取り出す作業に熱中する。〉
〈よくよく見ると、石英はよく出てくる。化石よりも多く。全くガーネットが出てこないことに苛立ったΧαοσは再び先ほどの流木に跨がって、はるか上流方面に向かって漕ぎ出してゆく。川岸すれすれを行っているので止めることができない。あわてて動いた僕、トラさん、龍角散。努力むなしく、ぐんぐんと差がひらいてゆく。そんな僕たちの方向に、不意にΧαοσが何かを投げてきた。ソレは着水と同時に水しぶきをまき散らし……水面に浮上した。ぷかりぷかりと浮かぶ野球ボールにしばし見入った後、僕たちは行動を開始する。僕とトラさんが走って荷物を置いた場所へ戻る中、おもむろにボールを手に取った龍角散がそれを力一杯進行方向へと放り投げる。 そのボールはGirlsの方へと飛んで行き、着水して水しぶきを盛大に上げた。それを、つい先ほど辿り着いたemmanmoが岸から眺めている。そのボールを巡って一悶着あった物の、最終的には僕がボールを持って岸に上がったことによって決着がついた。水中でのキャッチボールは、思ったよりも骨が折れる。〉
〈僕が岸へと上がってみると、もう大半が弁当を食べ終わっていた。あわてて食事に入るも、あれよあれよという間に川から龍角散らがやって来て、たちまち日陰が占拠されてしまった。この酷暑の中、陽向に立ち続けるのはさすがに厳しいので、川に入って弁当を食べようかとも思った。
が、既に僕はウォーターシューズを持っていない。川を走りたいと、ひたすらせびり続けてきたカッパくんに根負けしてしまい、貸し出してしまっているのだ。
燦々と降り注ぐ光に耐えながら食事を終えた。が、もはやウォーターシューズがない以上、水に入るわけにはいかない。水に入らずに、涼むことはできないものか。
そう思っていたとき、カッパくん達が視界に入った。倒木を引き摺ってきている。そこでふと考えついた。あれを組み立てて日陰を作れば良いではないか。早速交渉に行くも、「我々はこれを組み立てて筏にするつもりなのだ」とあえなく断られてしまう。〉
〈そのため、レイセンと共同でそこらの草を踏みつけて、ブルーシートを敷いて寝ることにしようと思った。が、よくよく考えてみるともっと良い場所があった。覇が生い茂る木の根元、日陰の位置にブルーシートを移した。〉
〈そんな中、着替えを持ってこなかった人たちが濡れ鼠になって帰ってきた。どうやら龍角散らによって川に引きずり込まれたりしてしまったらしい。ご愁傷様……〉
※だから、あれほど着替えを持ってこいと言っておったのに! この日、メンバー龍角散は本物の河童のごとく次から次へと狙いを定めたメンバーたちを男女長幼の区別なく水に引きずりこむ恐るべき「妖怪」と化しておったらしい。。。。
〈僕は濡れ鼠になったならば、歩いて帰ろうと思っていた。電車に乗った場合、下手をしたら叩き出されるかもしれないからだ。不幸中の幸いというべきか、家は近い。
幸い午後に川へ入らなかったため、そうはならなかった。そのまま電車に乗って家に帰ることができた。
来週は奥多摩へ行く可能性が高いという。今度こそは奥多摩へ行って、川に飛び込んでみたい。が……小心な僕は、いままで奥多摩の川へ入ったことすらない……はたして意を決して川へと飛び込むことができるのだろうか。〉
ということで、先週は化石に「石」に川遊びと盛りだくさんの木曜お出かけ探検活動となりました! 今週はマロが書いている通り、奥多摩焚き火の会となるのかな? でも、それだと二週連続、川に出かけることになる。さて、どうしたもんか?
また、みんなで一緒に考えまーす! それでは、それでは!
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