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  • 今田

夏休み中も活動中!


どうもどうも。

現在、ヒルネットも絶賛、夏休み中! なのですが、今年度は休み中も盆を除いて週2回くらいは活動を続けているヒルネット。


ということで、今回はそんな夏休み中の活動をちょこっとご紹介。


まずは8月初旬に出かけたこちらの場所。


ここは杉並区にある「IMAGINUS」というところ。

古い学校を改造して作られた施設で、いろいろな実験やワークショップを楽しめる場所となっております。


なんといっても最近の日本の夏は暑い。暑い。暑すぎて高校球児が可哀想。

そんな日本の8月ですので、いくら「体験」が大切、夏の暑さもちゃんと体感しよう!とかって言っても、一日中外で活動したりなんかしたら、死人が出かねません。いや、マジで。


ですので、「お出かけ探検活動」でも、外での活動を少し取り入れつつも、やはり屋内活動をメインとせざるを得ない。


ということで、発見されたのが、この場所。

この前週に鎌倉に出かけたところだったこともあり、あまり遠くもしんどいなあというなか、杉並区という近場で、良い場所があるじゃないか!

そんな感じで出かけてきたわけです。


今回、この「IMAGINUS」で我々ヒルネッターが体験することになったのは、「コマ作り」。


といっても、もちろん木を削って駒に仕立てる木工芸をやろうっていうんじゃありません。

大小様々なネジやナット、円盤などを使って、組み合わせ、重心を考え、いかに倒れにくい「コマ」を組み立てられるかというワークショップです。

一応、年長の子向けにはジャイロ効果の説明なんかもあったりして。


ですが、ヒルネッターの皆さん含めて、多くのお子さんにとっては、やはりちょい難しいことよりも、自在に部品を組み合わせて、倒れない、しかもちょっとかっこ良いコマを作ることが重要です。


まあ、当たり前といえば当たり前なんですが、やはり重心があまりにコマの上部にきてしまうと、うまく回りません。

だけでなく、小学生くらいのメンバーだと、ネジにナットを沢山つけすぎて重くなりすぎると、握力の問題で上手く回せない。

かといって、あんまり軽いと、回るには回りますが、今度は持久力がありません。


ということで、組み立てては、あまり回らず、分解。再度組み立て。また一部の部品を外して改良してみたり。試行錯誤を30分から1時間ぐらい続けます。


じゃじゃーん(古い)。

ということで、何とか組み立てられたコマたち。なかなか見た目もカッコ良いでしょう。


最後は、各自のコマを回してみて、時間を測る。

一番長い時間回っていたコマを作れた子が優勝という、ちょっとしたゲーム。

もちろん、イマンモも参戦。そしてイマンモはいつも本気。ガチで優勝を狙いにいきました(よくない)。


結果、優勝者はヨッシー。

極端に重心を下方に集めて、普通、逆三角錐の形のはずのコマを、一番大きな円盤を下にもって

きて、三角錐(山型)にコマを形成するというカッコいい上になかなか計算されたコマを作っていたことが勝因でした。


ちなみにゴテゴテにナットを付けた重量戦車的コマを組み立てておったイマンモは2位でした(2位でもあかん)。


その後は、「IMAGINUS」を離れ、近くの公園に。


まあ、近くと言っても歩いて30分くらいはかかる。

そうなると、「イマンモのやつ、またやりやがったぜ! 方向音痴のくせにテキトーに歩くからこうなるんだぜ! 奴についていくとインパールの日本軍の二の舞になるぜ!」とばかり、イマンモからスマホを奪取。皆さん文句をブーブー言いながら、自力で公園に辿りついておりました。


その後は公園でお弁当を食した後(なんとクーラーのきいた休憩したみたいなところがあって、そこで皆さん回復しつつ食事が取れました)、なんやかんや言いながら公園で少し遊び、この日は解散となりましたよ。



さて、そんな感じで今度は先週の金曜日。

この日、出かけた先は、なんとアイススケート場!


真夏にアイススケート!

この捻くれた感じが個人的にはたまらない。


ですが、そもそも外がクソ暑いわけなんですから、プールや海以外で身体を動かすとなると、夏にアイススケートは非常に合理的な選択とも言えるわけです。


ただし問題が一つ。

なんと引率スタッフ含めて殆どのメンバーがスケート初心者!(なお、イマンモはまあまあ滑れる)

「どうして、わざわざすっ転ぶ体験をしにスケートなんぞに出かけなきゃあならないんだ! それこそインパール作戦も真っ青な愚策ではないのか!」という、ごくごく真っ当な意見も一部にはあったのですが、多勢は何となくの好奇心から行ってみたいとのこと。

反対意見は、「この馬鹿者め! すっ転ぶとどうして判る! 我々はいかなる困難にも天佑神助にて勝利してきたではないか! いや、たとひ何事か失敗があったとしても、それがどうした。否、むしろ、その失敗をも恐れぬ進撃こそ我らヒルネッターの勇猛なる挑戦として世人の賞賛を得るに違いないものぞ!」という声によってかき消されてしまったのでした。

いや、実際、楽しげだし涼しそうだったからね。


てなわけで、当日。

場所は神宮外苑。こちらにあるスケート場は午後から開場。

ということで、午前中は神宮をのんびりお散歩。というには暑すぎる決死軍。


まずは国立競技場の周りをぶらぶら。

いまや人気の隈研吾設計による国立競技場。

でも、個人的にはザハ・ハディドの作品も見たかったなあ。。。


国立競技場をぐるっと回って、聖徳記念絵画館の方へ。

こちらは大正期からの建築物。その威容。やはり古い近代建築物はかっこ良いですな。


しかし、ここでハプニング!

この聖徳記念絵画館で少し涼をとって、暑さからの回復をはかろうと考えていた我々。

しかも、なぜか聖徳記念絵画館は無料だとばかり考えていた。

が、現実は非常である。

施設維持費という名目で大人500円もかかるではないかー!


いや、別に大人のスタッフは良いのです。でも、子ども料金も200円とのこと。

この後のアイススケート代を考えると、子どもたちにたくさんあかねを使わせるわけにはいかない。。。

ということで、あえなく回復ポイントからはおさらば。。。。

とりあえず、いろいろと話題の外苑前イチョウ並木の辺りへ。


このままでは、スケート場に辿り着く前に玉砕してしまう。

そんな焦りの中、何とか見つけた回復ポイント。

それは秩父宮ギャラリー。

国立競技場に併設された小さなギャラリーですが、涼をとるには完璧! 何も問題はない!


なお写真はありませんが、なかなか貴重な展示物も見れて、意外と良かったですよ。


その後、競技場前の風通しの良いところで食事。

いざ、スケート場へと向かいます。



ようやく辿り着いたアイススケート場。

チケットを購入し、アイススケート靴に履き替えます。


さて、この後に及んで、というか、目前にスケートリンクが現れたことで、俄然、これから自分たちが何を行うかということに現実感が湧いてきたヒルネッターの皆さん。

しかも、真夏にスケートやってるやつなんか、よく考えたらフィギアとかアイスホッケーとか習ってるガチ勢ばっかし。

めっちゃスイスイ滑っとるでアイツら!


ってなわけで、ビビり出したヒルネッターたち。

しかも、そもそもスケートリンクに立つ前に、スケート靴で歩くのさえ大変やんけ!


それでも何とか勇気を奮い起こし、リンクへと向かいます。

人間讃歌は、勇気の讃歌! 昔、ツェペリさんもそう言ってました(誰やねん)


しかし、現実は非情である。


見事にすっ転び、あるいは目前の惨劇を目にして手すりから手を離せないメンバーの皆さん!


もちろん、イマンモもすっ転びました。

が、やがては勘を取り戻していく。

と、そのうちメンバーやスタッフの何人かは、すべコツを覚えてきたのか、手すりから離脱。


知らん間にスイスイ滑れるようになるもの、ヨチヨチとながら氷上を滑るというか歩けるようになるもの、ついにはまだ滑れない年少メンバーたちにコツを教えてあげるようになるもの。

三者三様に氷上を楽めるようになっていきました。


そうして、およそ3時間半。

本当なら3時半には解散する予定だったのですが、結局延長。4時半過ぎまでリンクで楽しく、すっ転びながらも刺激的な時間を過ごしました!

(なお、余裕ぶっかましてスイスイ滑ってたイマンモは、最後の最期に誰よりも派手にぶっ転んで、腰なんかを強打した模様。。何事も油断禁物ですな)


ってな感じで夏休みも楽しく活動しております。

ほんとは教室活動の様子もあげたかったのですが、完全に写真を撮ることを失念していたため、今回はお出かけ探検活動のみの「記録」となりました。


さて、そんな夏休みの最後には、昨年から始めた宿泊お出かけ活動が待っております。


その様子も、またこちらで「報告」したいと思います!

それでは、それでは!

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