花粉が恐ろしい季節となってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
2月後半のヒルネットは東京の西側を散策しておりました。
まず初めに、天気のいい日に遠出したいという声も上がってきたので、再び八王子城を攻めることになりました。
初回はふらっと訪れただけに、難解な山城の攻略に苦戦した思い出があったので、今回は若干トレッキング装備でしっかりと挑みます。
懐かしき急斜面は今回も私たちの膝にダメージを確実に与えていきます。
下山の心配もしながら、無理をせず休み休み登りましょう。
途中途中にある解説の解説の板を隊長が読み上げてくれます。
それっぽい雰囲気で迫力があるので、ヒルネットの名物となっております。
山城ということだけあって、不自然なカーブの上り坂や、石積みがあちこちに見えて面白いですね。
適度に休みつつずんずん進みます。
若干息切れしながらも、心地よい天候ということもあって気持ちよく頂上に到着できました。
こちらは頂上にある八王子神社です。
敷地内にある木が大変立派で、これだけでも見る価値が十分にあると思います。
早速お弁当を!
といきたいところですが、前回の教訓を生かして先に本丸を見てから、景色の良いところで昼食をとることにしました。
境内の裏を少し登ったところに平らな土地があります。
現在は建物はなく、当時からあるという椿などの木々などがヒッソリとあるだけです。
手を合わせてから絶景のポイントへ。
2月を忘れさせるほどの陽光が心地よいのか、ハイキングに来ていた人たちが多く見えたようにも感じます。
絶景を背景に昼食に舌鼓を打ちます。
食後は八王子城跡へと足を運びます。
八王子神社から下山して、森を少し歩いたところに城跡が現れます。
やはり迫力がありますね。
一段が30センチくらいはあるでしょうか。
先ほどの登山で若干足の体力を消耗しておりますが、あと一息頑張りましょう。
登りきったところはひらけていて、当時建物が建っていた部分の建物のど基礎部分が見れます。
城の中とは思えないくらい広くて平らな土地は、守られている感が強くどこか落ち着きがありますが、子どもたちの体力はそこ知らずで、八王子城跡の地形を活かした、独特の鬼ごっこをして遊んでいました。
皆様の体力には驚かされます。
そして翌週は八王子よりも少し東、
江戸東京博物館で見た都内の水路の絵の出発点である羽村の取水堰を目指します。
玉川上水の出発点をしっ際に確認してみたいと思います。
途中にある神社に立ち寄ったりしながらのんびりと川へと向かいます。
気になる場所があったら立ち寄ってみます。
こちらは神社からの景色です。
駅は高台川側にあるので、目指す方向を確認します。
神社だけでなく、お寺や協会などの宗教施設が密集していて不思議なエリアですね。
駅からまっすぐ南に15分くらい歩くと到着です。
この写真は玉川上水の出発点から下流を見たときの写真です。
終点の井の頭公園までお弁当を食べにいける距離にあるので、また近々行ってみたいと思います。
こちらは近くの橋から見た取水堰の写真です。
川幅が結構あって台風なんかの時はかなり迫力がありそうです。
取水堰の周辺にはいくつか展示物や玉川上水の製作者である「玉川兄弟」の銅像などがあり、地域の人の憩いの場となっているようです。
写真は取水堰自身の写真です。
現在も反乱するたびに作り直すという昔ながらの方法で水が集められていて、歴史のつながりを感じますね。
取水堰を満喫したあとは、対岸にある羽村市郷土博物館に行って、玉川上水を掘り下げて行きます。
取水堰の模型や、都内の水道の移り変わりの歴史など、知っているようで知らない水の歴史が分かって結構楽しめます。
裏にある古民家ではいろりに火がついていて、縁側でも休むことができます。
古民家で十分休憩した後は、お弁当を食べるため、古民家裏の浅間山に登ります。
距離はそこまで感じませんが、その分傾斜はきつく普段元気な生徒も少し息をあげているようでした。
道を間違えると急な絶壁があったりしますので気をつけながら先を進みます。
景色を楽しみたい方はすぐ手前にある羽村神社から、玉川の景色を一望することができます。
山頂からの景色はゴルフ場などもあっていまいちですが、休憩スペースにちょっとした広さがあるのでのびのびと過ごすことができました。
十分遊んだ後は、羽村の隣にあります福生駅を目指して下山します。
なだらかなゴルフ場脇の道を抜け街へと進んでいくと、どことなく独特の雰囲気が漂ってきます。
実は福生駅の北側には、アメリカ軍の駐留する米軍基地がありましてついでに寄ってみようというプランでした。
基地内には入ることはできませんが、基地の入り口まではいくことができます。
塀に囲まれた軍の基地内をみることはできませんが、周辺にある商店街などはアメリカ風でアメリカ感のある雰囲気が若干楽しめました。
ということで、無事福生に到着。
大人の足でも2万歩をこえる大移動。
戦後日本の歴史を満喫できたのではないでしょうか。
それではそれでは。
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