どうもどうも。先週のヒルネット。
今回はまたまた久しぶりに我らが専属記者・マロ殿が忙しいなか記事を作成してくれましたよ!
ということで、今回は「一週ぐらい活動記録飛ばしちゃおうかなー」などど、のほほんとサボり癖を出そうとしていたイマンモに代わって、マロ殿の記事をメインに活動を振り返りたいと思います。(イマンモは主にツッコミのみ)
そんなわけで、いきなりですが、先週のお出かけ探検活動!
先週出かけたのは、浅草。
ちょっと天気がビミョーな予報だったこともあり、久々の町歩き回となったわけでございます。
それでは、マロ殿、よろしくお願いいたしまする!
(なお、今回の記事のタイトルは、イマンモがマロから『新九郎、奔る!』というマンガを借りておるために付けたタイトルで、特にマロが走ったり飛んだりしているわけではありませんよ、もちろん。)
〈十時三十分、浅草駅に集合。メンバー全員の到着を確認し、浅草寺へと向かって歩き出した。
この日、紆余曲折の末行き先が浅草に決定、中央線の遅延によって年長メンバー一人がたどり着かぬ以外は、これといった問題もないという幸先の良いスタートを切った。遅れている彼は、高校生。置いていっても、何の問題もないだろうと皆が同意、憐れなことに彼は置き去りにされ、合流まで3時間ほどかかることになる。
(※「置き去り」にされた彼の名はハヌマーン。インドの神様だったこともある。しかし、電車の遅延というのは、マロの優しいウソっす。単純にハヌマーンは寝坊しておったのだ!)
ヒルネットで浅草に来るのはもう何年振りにもなるはずだ。そのころは全体的に人気がないという印象であったようだが、今はもう違う。今年の夏に行った清水寺を彷彿とさせる人混みが、あたりに蠢いている。だが、休日に比べればなんてことない数だ。〉
(そう。数年前といえばコロナ。コロナのせいというか、おかげというか、当時は観光客などゼロ。不便もたくさんあったけど、有名な観光地に人がいないという意味では、イマンモ含めて「人混み大嫌い星人」のヒルネッターの皆さんにとっては、観光地に限っては、出かけやすい環境でもあった)
〈その人混みの大半は外国人。彼らがあたりを見渡している間にその隙間を通り、宝蔵門を潜ってしまえば、人の数は目に見えるほど減った。もともとが、浅草寺ではなく雷門を目的としていた人たちであったのだろうか。
学生たちの群れの間隙を縫って、本堂へと進み、参拝。その後合流を図ったのだが、困ったことに人混みで自分の位置が分からない。なんとかわき道に出て、位置を確認してから合流場所へと向かう。〉
〈幸い、参道や仲見世通りから一歩逸れれば、人影はまばらにしか存在していない。ここで一度全員の集合を待って、そこから浅草神社へと向かう。まずは、鳥居の前で一礼。帽子をかぶっているのであれば、それをとって、同じく一礼。
だが、僕たちの前を行く人達はみな立ち止まらず、礼をせずに、歩いてゆく。参道の真ん中を。外国人かと思うが、そうではない。参道の真ん中に立って雑談をする集団。これも、外国人ではない。〉
〈それを避けるように砂利の上を歩き、拝殿へ。参拝を済ませた後、後続の人々の邪魔にならぬように脇道へと逸れた。そこに、なにやら曰くありげな、ちいさなちいさな石碑が一つ、佇んでいた。身をかがめて、読んでみる。〉
〈なんとまあ。ここが両さんとゆかりのある場所であったとは。そして、なぜだがメンバーのほとんどが「こち亀」を知っているということがわかった。みんな、この石碑を見つけて喜んでいる。君たちに、この僕を「昭和野郎」などと呼称する資格はないぞ。そのこと、わきまえておいてほしい。
さて。この後「被官稲荷神社」というところにも行き、そこでの参拝も終えた。人混みによってメンバーが何人かはぐれたりもしたが、幸いにして皆中学生メンバー。何人かが探しに行けば、すぐに合流に成功した。
このあと、しばらくの自由時間が与えられることを知ったメンバーは、一様に自分の目指す店へと行きたがる。太鼓と神輿の店に行きたがる者、食べ歩きを画策するものなど様々。だが、今この場で解散してはならない。ひとまず西参道、伝法院通りなどを経由して、浅草寺の藤棚の下へと戻る。ここが、集合場所になるのだ。1時15分までにはここへ戻らなくてはならない。ここで昼食を摂って、思い思いに動く。〉
〈そんなわけで、1時15分には全員が集合する予定であったのだ。だが、残念ながら幾人かのメンバーは一度顔を出したきり、戻ってこない。集合した後、高校生メンバーに率いられた三人組が「アイスクリーム」を探して長い長い旅へと出て行ってしまったのだ。もちろん、そんな彼らを待ってやるほどやさしい人はここにはいない。そもそも、全員が年長者のこのグループならば、単独行動をしても問題ないだろうと判断され、水上バスの発着所にて合流することが決められた。そこまで、頑張って来てもらうしかない。幸い、その高校生メンバーには「方向音痴」のいわれはない。ちゃんとスマホも持っている。心配することは、ない、はずだ。
(どうして一度集合したあと、また「行方不明」になるのか……。それが集団行動大嫌い人間ヒルネッター。あ、まあ一応、携帯で連絡取って場所確認はしております……)
そして、浅草発日の出桟橋行きの水上バス「道灌」の船上にて全員が揃った。本隊である僕たちに加え、アイスを求めて旅立った三人のメンバー、及び中央線遅延のため到着できずにいた高校生メンバーがほうほうの体でなんとか到着。昼食を抜いているためそれほどの元気もみられない。〉
〈船に乗って川下りをする間、また一人また一人とメンバーが船酔いに倒れていく様は、皆の心労を象徴するかのようであった。
(いや、船酔いしとったのは、マロ君、キミ一人やったぞ……。しかも、キミが船酔いしたのは、なぜか一心不乱に船の中で『古事記』を音読していたからではないかね? ……しかも船酔いするから活字読まん方がええぞ、という僕のアドバイスに「いやいやいやいやいや。大佐、僕は如何にして船酔いしながらも隅田川下りを楽しめるかに挑戦しておるのです。邪魔はせんでください!」と謎めいた言葉を発して『古事記』を読み続けたからではないのかい?)
〈今回下った川は隅田川であるが、この東側(正確には北東か?)は「濹東」と呼ばれる場所のはず。永井荷風の濹東綺譚の舞台であるその場所へ、いつか行ってみたいものだ。〉
「墨東」にも、確かにまた行ってみたいものですな。一時期、ヒルネットでは、何度かフィールドワークを敢行したこともあったのですが。
ってなことは置いといて、こんな感じだった先週のヒルネット。ありがとうね、マロ殿!
今週からはしばらく晴れが続きそうな感じの予報。
思えば、アスレチックにも登山にも、今年はまだ出かけていない!
ということで、金曜はいずれかに出かけることになりそう。
そんな今週の活動も楽しくやっちゃるぞい!
それではそれではー!
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