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  • 大澤

カッパの街


と、いうわけで行ってまいりました。「河童橋!」。

夏も近づいて、天候が心配でしたが、カッパにとってはちょうど良い天気だったのではないでしょうか。


つくばEXPは浅草駅に集合すると、Sくんが遅刻。

「間違えて浅草線の方に来ちゃいました!急いでそっちに向かいます!」

結局電車でぐるっと回って到着。

朝からバタバタしましたが、お寺の予約もしてあるとのことで、いざ曹源寺へ。




商店街の一角に小さな入り口があります。

かっぱ寺と言われるくらいカッパと縁のあるお寺なんですね。


こちらもいわゆる「振袖火事」によって大半が消失し、現在の地に移転して続いているそうです。

「かっぱ寺」と言われる所以は、

「当時、私財を投じて水はけ工事を行った雨合羽商の喜八が葬られているから」だそうです。なんでも、この工事に感動したカッパが工事を手伝ったと伝わり、かっぱを見れば良いことがあるという噂が広がって行ったのだとか。


入り口の上には竜の絵が見えますね。


そして一歩足を踏み入れると、


天井にあるたくさんのカッパの絵が視界に入ります。


よくみると、水木しげるさんの書いたカッパの絵も発見。


カッパのミイラなんてのもあります。(本物かどうかはご想像にお任せします。)


こちらは実際にカッパが手伝ってくれた時の絵ですかね。

結構大規模な工事だったのでしょうか。


カッパのことが気になる人は一度チェックしてみるのも良いかもしれません。


曹源寺を後にし、カッパの街を通り上野方面へ行きます。


今日は初めての外食ということもあり、全員で話し合ってお店を選びました。

「ラーメンがいい!」

「ラーメンはいや!他のがいい。」

「ここのお店はどう?」

「香辛料が多いのはちょっと苦手かもしれない。」

やはり昼食選びは盛り上がりますね。

結局は安定のカレーとオムライスのお店に落ち着き、皆満足そうにしていました。



そして午後は上野公園は不忍池に向かいます。

と、いうのも、今回のフィールドワークのテーマは実は「妖怪」。

妖怪に関連するエリアを探検しているんですね。

上野公園ではもちろん様々な寄り道をしたわけです。

こちらは歌川広重も絵に描いた月の松。


これは清水の観音堂から投げる「願い玉」というもので、願いを込めて投げるとご利益があると言われています。

「五個で500円だから、一個100円もするのか!」

「100円投げてるみたいだな!」

教師陣も混ざって盛り上がります。



花園稲荷で輪をみんなでぐるぐる回ったりもします。

「これこの前の神社にも輪をくぐるところがあった気がする!」


なんだかんだで不忍池へ向かいます。

不忍池にも妖怪の噂やら伝説やら言い伝えがたくさんあります。

「清水堂にある龍が夜な夜な水を飲みにくる。」とか

「西郷さんの銅像は彰義隊の怨霊を押さえつけている」とかたくさんあるので、興味のある方は調べてみてください。

子供たちの興味はというと、


妖怪は眼中に無くなっていましたね。

竜の訪れる川で、全力でボートを楽しんでおりました。

しかし帰りの道中も、お守りや占いや妖怪など、不思議な魅力のある会話が弾み、まだまだみんなにも興味が残る結果となったのではないでしょうか。


次回もお楽しみに。

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