どうもどうも。
今週はわたくしイマンモもコロナから復帰! まだ後遺症なのかフラフラ息切れしやすいものの、何とかみんなと活動してきましたよ。
さて、今週もいよいよ文章に磨きがかかってきた中学生メンバー、タムラマロ(一部の声により勝手に改名)の文章を折々に引用しつつ活動を振り返りたいと思います。
というのも、これが結構オモロい文章なんだよね!
まずは水曜の出来事。
桃井はらっぱ公園にて。
この日はチョー寒い1日。公園に長くはいられないかと思っていたのに、そこはヒルネット。オモロいもん見つけちゃったー!
夜中のうちに凍りついたとみられる公園に流れる人工の小川。それを発見する少年少女たちは一気にテンション上がるー!
「氷やんか氷やんけ氷割りたいやんかいさー!」
っとデカい氷を見つけては粉砕するメンバーの皆さん。
ひとしきり氷で遊んでおりました。
そして、実はこの日。重要な決定がこの桃井はらっぱ公園にて行われようとしていた。
このクソ寒い(失礼)なか、木曜日に果たしてどこに出かけるべきか! 実際に公園で寒さを体感するなか、決定しようということになっていたのである。
ということで、ここからはタムラマロの文章も含めてお楽しみください。
〈さて、本日はとても重要な日である。そう、重要なことが今回決まる。と、いう のにぃ......さて、何のことやらよく分かっていないであろう読者諸君に対し、私に 出来るだけの説明を、簡潔にしよう。
明日は、木曜日。どこかへ出かける日である。本当ならば昨日決める話。ところ が、結果は票が同数。決まらない。そのため、票決に参加しなかった面子も来る。 行き先は、彼らに託された......
なんてことをいっているが、要するに明日の行き先を決めるわけである。候補は、 「町田リス園」、「たばこと塩の博物館」、「靖国神社」、「国立科学博物館 特別展-毒」 の四択。前回は評決の段階で既に事態が緊迫していて、「町田リス園」に四票「た ばこと塩の博物館」にも私含め四票「靖国神社」には私含めても三票しか入らなか った......
緊張しながら迎えた本日。昨日「町田リス園」派閥であったシャコとヨッシーは 欠席。一方、「たばこと塩の博物館」を押した人物は、私を入れてもナオミ先輩、 コウタ先輩、エマさんと全員が参加。さらに、今日来たワサンボン、トラさん、パ イセンと言った主要メンバー達も「たばこと塩の博物館」派閥に陶酔。無事明日は 「たばこと塩の博物館」へ行くことになった。
さて、何故私が「たばこと塩の博物館」を支持しているのか。「町田リス園」で はおそらくリスやモルモットしか触れないであろう。午後はおそらく公園で遊ぶこ とに。どう考えてもホッカイロの争奪戦になり、初動の遅い私はたちまちの内にホ ッカイロを強奪されることが明白であり(適当)、寒いなか遊ぶ気も失せるであろう。 一方、「たばこと塩の博物館」はどうであろうか。暖房が効いているため、おそら く寒くはないであろう。一度いったイマンモも、「面白い」と言っている。ならば、 いった方が得になるのは明白であろう。つまり、年長組は皆そのように考えてこの 派閥へ属したわけだ。嗚呼、寒い。〉
ということで木曜日。たばこと塩の博物館へlet's go!
〈さて本日、たばこと塩の博物館へ行ってきた。帰ってからこれを書いているため、 「大変だった」としか思わないが、14 時頃までは非常に楽しかったと思う。何故 楽しくなくなったか、それについて順繰りに説明していくとしよう。
今日はいつもと同じ時間に家を出て、10:08 に集合場所に着く予定だったが、 新宿まで出たところで行き先を見事に忘れてしまった。おそらくは JR 総武線とい うことで乗り込んでから自分の勘違いに気づき、慌てて特急に乗って御茶ノ水、ま た総武線各駅停車に乗り換えて錦糸町まで到達した。ところが、中央線遅延のせい で先生方が集合場所に到着したのは集合時間を 30 秒 OVER したときだった。〉
〈私が先週ヘリコプターで特攻を実施した東京スカイツリーを横目にずいぶんと 歩いて「たばこと塩の博物館」の近くにある公園へ(大横川親水公園)。池には一面 氷が張っている。しばらく氷を皆とたたき割って、次へ進むと、巨大な「ローラー 滑り台」がある。「滑り台」はヒルネット諸君の渇望せしモノ!!更にこの滑り台、 途中から手すりがなくなっているのだ!さらに、手すりがなくなってから先までは 微妙にねじ曲がっている。普通にこれを作ったならば遊び手が落下する仕様としか 取れない鬼畜仕様だが。この滑り台、ローラーが左右に一つずつ、合計二つが着い ていてその中心部は僅かに V 字型になっているために遊び手は落下しないのであ る。まあ、それも逆さになって滑るという奇人変人揃いのヒルネットにおいては日 常茶飯事でとても危険な行為をカオスたちがするまでの話だが。〉
はい、ここでも「氷祭り」が行われてしまったんですねー!
おかげで予定よりだいぶ到着が遅れたという。。。
〈さらに歩いてたばこと塩の博物館に到着。【中略】到着してからしばらく皆で「絣」の文字を読むために悪戦苦闘していたが、よくよくみればただの「か すり」だった。2 階の特別展にある、ラマレラ村の捕鯨などでの物々交換レートに 関心。鯨肉一かけが 1pt で 1pt が穀物 6 塩や石灰ひとつかみも 1pt。鯨の脂身一か けが 2pt と都会暮らしのお坊ちゃまからすればよくわからないが、400 年もマッコ ウクジラを捕っている人たちが編み出した方法なのだろう。〉
個人的にはマッコウクジラに槍一本で立ち向かうという日本昔ばなしみたいな漁の仕方が素直にスゲーと思ってしまいましたよ。
さてさて、常設展。
こちらでは様々な岩塩が展示され、天日干しなど塩の作り方が解説されています。
工場で作られた塩はどうも身体に悪そう。。。笑
〈上の階に行くと塩の結晶で作られた聖人像やオブジェ、さらに上の階に行くとず っと昔の型のテレビが設置されているたばこ屋の模型があった。今ではついぞ見た こともない煙草の自動販売機が置かれているのを見て、それが置かれていた時代を思っていると、いつの間にか皆が 4 階に行ってしまっている。慌てて後を追った。 さて、4 階にあるのは図書室である。塩と煙草の本しか置いていないと思い、軽い 気持ちで検索したところ、塩つながりなのか「塩野七生」が。海つながりなのか吉 村昭の「ポーツマスの旗」、「戦艦武蔵」、「海馬」が置いてある。それなのに、芥川 龍之介の、「煙草と悪魔」や「煙管」は置いていない。はなはだ疑問である。〉
大人たちは種々諸々の「高級喫煙具」に興味深々でした! このコレクション集めるのにめっちゃお金かかってるよねー。
2時間ほど展示を見た後、再び公演に戻る一行。
ここでお弁当を食べた後、鬼ごっこなどの遊びに興じます。
〈さて、土産を買った皆と一緒に、先ほどまでいた公園へと戻る。例のローラー滑 り台の近くにある池の近くにあるベンチに座って食事を取る。一足先に食べ終わっ たため、私は池にある飛び石で池の反対側に渡っていた。さて、皆が食べ終わって ドロケイを始めたものの、とある事件によって空中分解、普通の鬼ごっこをやるこ とに。〉
さてさて。実はこの日、「日記」筆者タムラマロの身に、悲惨な出来事が起こりました笑
そちらの様子を本人の文章で見ていきましょう。
〈さて、14:35 頃。ここからが話の本題である。この画像を見て欲しい。(図 1 参照) この写真の手前に移っている飛び石、ここで事故は起きた。そう、事故。不慮の事 故なのだ。私があそこで上着を取りに戻らなければ......上着を取りに行ったばかり に、笛を取りに行った敦盛のように(TV アニメ「平家物語」準拠)不慮なことがおこってしまったのだった...... 。
何があったかを説明しよう。今回初参加のためヒルネット人の考えることを読むことが出来ない鬼、ユ⚫︎⚫︎⚫︎君。丁度靴紐を結び終えた私にその矛先が向いてきた。 本来であれば逃げ切れるはずであったが、私の上着が、泥だらけの場所に今にも落 ちそうな形になっていたので、慌てて戻って回収した。これが全ての元凶、間違い の始まりだったのだ。取りに戻ったために距離が縮まったユ⚫︎⚫︎⚫︎君から逃れるた めに、上着を安全なところへ置くために、私は池の飛び石を渡っていく。ところが、 ここで第三のミス。なぜか、足場が不安定で、渡りづらい石を渡ってしまったのだ。 『後ろにはユ⚫︎⚫︎⚫︎君がもうすぐのところまで迫っている』そう思ったことで焦り が生じたのか、片手に持っていた上着が風にはためき、急にバランスを失ってしま う。この上着は、お父さんのものである。『マズい』そう思った私はとっさに体勢 を立て直したものの、後から来るユ⚫︎⚫︎⚫︎君はそう簡単に止まれない。直感的に解 決策は一つしか浮かばなかった。ここから別の足場までジャンプするのである。失 敗すると思ったものの、これまで失敗したためしがなかったため、藁にもすがる気持ちで、私は飛んだ!? 背中にユ⚫︎⚫︎⚫︎君の手がかすったものの、無事にジャンプ が出来る、出来るはずだった。その石の端にギリギリ着地した。ところが。上着が 今度は前に引っ張られ、その勢いで体の向きが修復不能なほどに変えられる。『マ ズい』と本日 5 度目に直感的に感じて、とっさに手に持つ上着を高く上げた。
私が池に落ちると同時に、日が出ているのにもかかわらずしぶとく残っていた薄氷が音をたてて割れ、靴下までが冷たい、氷の破片を含んだ水によって全損した。 私は初めて、ヒルネットの池ぽちゃ勢に仲間入りを果たしたのである。〉
(図1)水没現場
悲劇! それは池ポチャ!
だいたい水遊びに来たわけでもないのに(そんな季節でもないのに)、誰がこんな悲劇を予想できようか。
あわれタムラマロ。
彼もまた「ヒルネット人」。
池ポチャの後はヤケクソのごとく冷たい半ば凍ってんじゃないのか的な池を、もはや豪快に素足で歩んでいくのだった。。。。
〈最初は楽しんでいたものの、気温は氷点下 2 度。午後になって太陽が高く昇って いるのに、氷の張っている池。即効で移動不能に陥った私。靴も靴下も脱いで、日 に当たってくつろぐ。ほかの皆が遊んでいる間に。けれど、さすがは私。帰るとき のことを計算に入れてなかった。ぐちゃぐちゃの靴と靴下で帰ることが出来るはず もなし。近くのコンビニエンスストアを探し、買ったビニル袋で足を覆う。ところ が、これも日頃の行いのせいなのか、〈Nathaniel Hawthorne-The Scarlet letter〉を 忘れたせいなのか、それとも博物館の中でむやみやたらにレイセンと一緒に般若心 経を唱えていたからか......
嗚呼、寒い。何故コンビニが見つからない? 何故ローソンもセヴンイレヴンもファミマも何処にも見当たらないのだ!? ようやく見つけたファミマは駅のすぐ近 く。池から約 1.4km。そして、家の近所では 2 円のビニル袋がそこでは 3 円。靴下 用と、両足の靴下代わりで合計 9 円。そのために 10 円玉を取り出そうとしたけれ ど、寒くて手が震えて取り出せない。やむなく 500 円玉を出した。それにしても、 ほかに何も買わずによく袋だけ売ってくれたなと思う。店員の方に、深い感謝の念 を捧げる。〉
(図2)池に落ちたためにビニル袋を靴下代わりにした靴
ありがとうタムラマロ。君もこれで立派な「ヒルネット人」だ!
というのも、こんな目にあっていながら、タムラマロは自らの身に起きた悲劇をちゃんとオモロい日記にすべく、靴を乾かしながら(もちろん乾くはずない)、ちゃんとメモを取っていたのだ!
何という記者魂!いや、ネタだましい!
ということで、オモロいハプニングもありながら、この日も楽しく活動することができました。
今週はどんなハプニングが起こることやら。
また楽しく活動したいと思いまーす!
それでは、それでは!
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