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たばこと塩の博物館

  • 大澤
  • 2020年10月13日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。

というわけで今週のヒルネットは生徒からの要請もあって「たばこと塩の博物館」に行って参りました。

なんともまぁ絶妙なセンスですね!


というわけで墨田区にある博物館に向かって出発します。



開場時間が11:00ということもあってJR総武線錦糸町駅から大横川親水公園を通って目的地へと向かいます。

当日は雨天でしたが、公園内にあるいろいろな橋を渡りながら歩きました。



ということで目的地のたばこと塩の博物館に到着しました 。

たばこと塩の博物館は、日本たばこ産業株式会社、通称JTの運営する企業博物館で入場料はなんと大人100円、子ども50円!!

なんと子どもならタバコ1箱で10回以上も入場できます。

※たばこは20才になってから。


というわけで、厳重な除菌対策を施していざ入館。


早速巨大な塩の彫刻がお出迎えです。

普段塩のこと意識することが少なくなってきた現代都会人にとっては馴染みのない大きさですね。

エスカレーターで3階に上がって塩の展示へと向かいます。


これも塩です。

皆想像していた塩のイメージとは違ってかなりインパクトがあったみたいです。

ポーランドにあるヨーロッパ最古の岩塩坑の一つであるヴェリチカ岩塩坑ないにある菌が礼拝堂の紹介と共に様々な塩について学んでいきます。


いろいろな種類の塩があって素敵ですね。


世界の様々な塩について学んだ後は、日本の伝統的な塩づくりについて学んでいきます。

日本は主に海水から塩を作っている国であり、江戸時代ごろまでは全国各地にある塩田で自分たちの塩を作っていました。

博物館らしい実物大の展示に加えて、タッチパネル式のスクリーンがいくつか置いてあり皆それぞれ興味のある項目をタッチしております。


時代は進み、科学と共に歩む現在の塩の展示へと進みます。




現在の日本では塩田はほぼ跡形も無くなってしまい、工場にて大量に生産されています。

大量の工場生産で作られる塩は海水中のNaClをイオン膜濃縮により生産しています。

この頃から「塩=NaCl」となっていき、高血圧の人が増えたという噂もあります。

いわゆる天然の塩はミネラルを多く含んでいるといいますが、本来は様々なミネラルの集まりであるのが「塩」であり、僕らは普段何気なく口にしてしまう塩味は「NaCl」であって塩とはだいぶ違うものである。ような気もしますね。

結晶の大きさを比べるとその差は明らかです。

現在はスピードと量に特化した塩が多く作られているということですね。


長い時間かけて作られた少量の塩。1997年以降は塩生産が自由化されているらしいので自分に合った塩を探してみましょう。

帰りの土産コーナーが楽しみです。


昼食は5階の休憩スペースでとることができました。

景色が一望できますが、この日はあいにくの雨。


気をとりなおして、

こちらはタバコの展示です。

大航海時代から海を渡って広がっていくタバコ文化の歴史を学んでから現代へと進んでいきます。

日本で馴染みのある紙巻きたばこではなく、キセルに詰めて吸うタイプのものが主流だったころはいろいろな喫煙道具があったんですね。

禁煙社会と言われる現在東京ですが、現代ほど嫌煙されている時代はないのではないかと思うくらい、世界中がタバコであふれており、日本でも全国的に生産されていた文化が江戸時代までは残っていたのだとか。




隊長も思わず「懐かしい!!」と思ってしまう品々があったようです。

そして最後はお土産コーナー。

皆各々が気になる塩を選んでおりました。


こちらは気にあるタバコの本ですが、お値段なんと8000円!

さすがマニアックな学術書は高いですね。


というわけで本日のフィールドワークも無事に終了。

普段あまり意識しない「たばこと塩」に改めて思いを馳せた1日でした。

 
 
 

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